医療は日進月歩ですので、常に勉強して知識をup dateする必要があります。
特に整形外科は、骨関節、神経、筋肉など診察分野が多岐にわたり、それに加えてリウマチなどの膠原病や神経内科領域の患者さんも鑑別せねばならず大変です。
コロナ以前は、毎週末専門医の会や医師会、製薬会社の主宰する講演会に掛け持ちするくらいあちこちで勉強したものです。
残念ながらコロナで会場での勉強会は激減、製薬会社も薬価の引き下げや円安でクスリを作り販売する体力もそがれました。勉強会の会場を借りる数十万円の資金も事欠くようです。
そこで最近幅を効かすのがネットでのWEB講演会です。小さな部屋を借りて配信するだけですからね。
私は参加した会場の熱気が好きなので敬遠していたのですが、そもそも対面での講演会が激減している。しかたないのでWEB講演会の視聴を始めました。
結論
これはこれで面白い。
スーツにネクタイを締める必要もなく、診察室で聴けるので、かえって集中して眠くもなりません。
今までは週末に限りましたが、ほぼ毎日あちこちの講演会を聴けます。
それに整形外科分野だけでなく、関連する高血圧や糖尿病、神経内科精神科などの整形外科に関連するけど聴く機会に恵まれない分野もエントリーできます。
今日は診察後、頚椎の神経疾患のお話でした。知識の整理をして、最新の治療方法を教えてもらう。
年と共に眼が疲れて活字を読むのが辛くなってきたので、1時間で1冊の本を読破するくらいの濃い内容に感嘆します。
軽く興奮状態になります。
ただし終了後は帰宅が億劫になるほどの疲労を感じます。
明日も午後と夜に。明後日も夜診後に予定しています。
明日の私は昨日の私にあらずの心でがんばります。
ただ講演会後に仲間と酌み交わしながらの議論ができないのが、そこはつまらない。
