先日、当院最寄りの鉄道の駅で、暴走車が改札近くに突っ込み負傷者がでるという事件が起こりました。登校中の児童に暴走車が突っ込むのと同じく、繰り返される惨事にうんざりです。コンビニやスーパーでの同様の事故や、立体駐車場の壁を突き破って転落する事故など同じ理由でしょうね。実は数年前当院でも車止めを突破して、診察室の壁が破壊されました。幸い怪我人はでませんでしたが、ちょうど壁一枚隔てたところにいたので、爆発でもあったのかと非常にびっくりしました。この時は老人でなく、中年の女性でしたが、悪びれる様子もなく、たんたんと保険会社を通して補償されました。建物修繕代だけですよ。しかも値切られました。診療業務に支障が出たことへの補償はなし。明確な謝罪もありません。しかも今もシャーシャーと自動車で通院されてます。歩ける距離なんですけど!まぁ私怨はおいといて。みな「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と言いますよね。これはAT車の特徴と考えます。パニックになったら両足を突っ張るので、MT車ならクラッチが切れるので加速しないと思うのですが。「簡単=安全」ではないということですね。日本はアメリカに次ぐAT車大国だそうですが、かの国は単調な長距離走がつづくのだからわかります。日本は?渋滞がひどいから?でも世界ワースト渋滞都市のひとつバンコクの車はほぼMTですよ。ただ単にAT車を売りたいメーカーと結託した国土交通省または経済産業省、がAT免許のようなくだらないものを作ったことが、安易なドライバーを量産したといえませんか。国産車にはMT車が用意されない車種もあります。暴走予防装置搭載車もでてきたようですが、衝突予防装置と異なり、ふつう「自分はミスしない」と人間は考えるでしょうから、このシステムに余分な金を払うでしょうか。せっかく手足4本あるのだから、左足を遊ばせる手はないと思うのですが。反射神経の鈍い人ほどMT車に乗るべきです。我が家のセカンドカーはMTです。そのため妻は昔の勘を取り戻すため、再度教習所通いをするはめになりました(笑)。MT車楽しいよ。