東日本大震災での福島第1原子力発電所の原子力災害を描いた「Fukusima 50」を観に行ってきた。
原作の門田隆将さんの「死の淵を見た男」が素晴らしかったので、あの時の福島原発の職員の活躍を家族に知ってもらいたくて、全員で行きました
。武漢肺炎が全く気にならないかといえばうそですが、映画館は悲惨なまでにガラガラでした。
スーパーや電車のほうが密度は濃い。映画はいきなり震災から始まります。そして津波により原発が補助電源もろともダメージを受けて電源喪失となり、核燃料を冷やせなくなります。そうなれば核燃料がけ、それを包む容器が爆発し放射能がまき散らされて、青森から名古屋までの日本が住めなくなる。そういう危機だったのです。
それを己の命を賭けて、原発を守り抜いたのがこの方々なのです。
それを朝日新聞は「逃げ出した」と報道しやがって。
大阪にいると、マスコミの報道からは、絶体絶命の危機という感じがしませんでしたよね。
日本は、私たちは彼らに救われたのです。このことは忘れてはいけないと思います。
福島原発が米国のお仕着せで、政治的な配慮から設置された欠陥原発であること、原発は地震でやられたのでなく、地下においてあった補助電源が津波にやられたから起こった事故であること、などなど言いたいことは山ほどありますが、ここでは書きません。
ただただ皆さん観てください。
運悪く肺炎禍で客足が遠のいていますが、ぜひご家族で特に子供たちに観てもらいたい。
自らを顧みない美しい日本人の姿を知ってほしいと思います。