医療は日進月歩ですので、常に新しい知識の吸収が必須です。印刷された論文ではすでに古いのです。そのため直接話を聞ける週末の勉強会への参加は欠かせません。

一度に多くの知識を得るにはやはり学会です。ところがその学会、多くは平日に行われます。皆さんも病院を受診するとき、「〇〇先生はいついつ学会で休診です」と張り紙を見られたでしょう。

うらやましいです。よほどじゃなければ開業医は平日に休診できません。また開業医と勤務医では役割が異なるので、学ぶ内容も少し異なります。

整形外科開業医には年2回学会が7月と10月の連休に開かれます。

このたび先週の連休、高松で行われた学会へ参加してまいりました。

医療は日進月歩ですので、常に新しい知識の吸収が必須です。印刷された論文ではすでに古いのです。そのため直接話を聞ける週末の勉強会への参加は欠かせません。

一度に多くの知識を得るにはやはり学会です。ところがその学会、多くは平日に行われます。皆さんも病院を受診するとき、「〇〇先生はいついつ学会で休診です」と張り紙を見られたでしょう。

うらやましいです。よほどじゃなければ開業医は平日に休診できません。また開業医と勤務医では役割が異なるので、学ぶ内容も少し異なります。

整形外科開業医には年2回学会が7月と10月の連休に開かれます。

このたび先週の連休、高松で行われた学会へ参加してまいりました。

土曜日休診の利を使って6時に自宅を出ました。もちろん車です。今まで子育て、診療所運営、家庭のすべてを任せてきた妻も罪滅ぼしに観光がてら同行です。

途中倉敷の友人宅に立ち寄り、瀬戸大橋を渡り高松へ。高松は初訪です。

なんといっても讃岐うどんですので、昼はネットで検索して立ち寄りました。安くておいしい。感激です。

そのあと平家物語で登場する源平合戦の地、屋島へ。初めて屋島が陸続きだと知りました。恥ずかしい限り。讃岐瀬戸の島々の美しさを堪能。夜は高松市内で香川の銘酒を味わい尽くしました。

翌日は学会もあるので、早朝から金毘羅山参り。二度目です。日ごろのジムワークの成果か、案外簡単に785段の参道を登り切りました。筋肉痛もなし(エッヘン)。そのあと小学校時代に雑誌で見て半世紀以上訪問を熱望していた琴弾公園の「寛永通宝の砂絵」も見学。思いを遂げました。

時間もないので、昼はロードサイドのセルフうどん店で「釜たま」390円なり!美味しかったー。恐るべし讃岐うどんです。

午後は妻と別行動、私は学会参加。

手術に頼らない膝の治療などを拝聴。秋の学会は文化祭的な催しですので、「讃岐うどんの歴史」なども勉強しました。

夜は懇親会。

ネット社会ですので、私も全国の整形外科の先生とつながっています。なぜか各県を代表するような日本の整形外科をけん引するような先生方とも知合いです。

今回は、青森の先生と初めてお会いし、意見交換をさせていただきました。新潟、静岡、福岡、奈良の先生ともお話ししました。学会の第一の目的は、交流です。人の話を聴き、意見を交換して明日への活力を得る。これにつきます。温もりこそ肝要だと信じます。

香川の優しいお酒も大いに楽しみました。

翌日も忙しいので、早朝から栗林公園を散策しました。

名物の「餡餅雑煮」が季節外れで食せなかったのが唯一の残念な点です。

来夏の神戸の学会(これは朝から晩まで缶詰で勉強です)での再会を約束して帰路につきました。

香川、食事も観光も人当たりも、やわらかくてやさしかったです。

今まで妻と観光なんてできなかったから、せいぜい学会を利用して報いたいと考えています。