電気自動車が政府も推している理由に、環境にやさしい、がある。

本当か?

スマホや携帯を持っていればわかるように、性能が落ちるのはバッテリーである。古い電池は充電してもすぐ充電量が減りだしますよね。

電気自動車も同じである。電池がダメになると聞く。ダメな電池は交換するしかない。エンジン車なら部品交換で長期間使える。電気自動車は電池を交換するしかないのである。だから、電気自動車の下取りは安いと聞く。

その電池の処理にまた相当な電気を使うらしい。

電池を作るのにも膨大な電気を使う。

我が国の発電は、火力などの化石燃料を用いている。風力も自然任せだし、太陽光発電もパネル設置のために緑の山々を切り崩しという、よほど自然破壊である。しかも太陽パネル製造がチャイナのウイグル人虐待に利用されていることも明らかである。喜ぶのは中国人と河野太郎だけだ。

といって原子力発電は、東日本大震災の福島原発の実際が左翼メディアの誤った報道により、原発設置に対する反対が根強い。

関西電力管内以外の国民は原発が稼働しないために高い電気料金を払っているのである。

化石燃料でできた電力を、エコだといってそれで車を動かすって、おかしくない?

私の予想だが、欧米も一部の好事家に電気自動車が行き渡ったら、販売量は頭打ちになると考える。

それにアジアや中東、南米、アフリカなどはインフラが貧しいので電気自動車は普及しないだろう。

世の中が電気自動車に置き換わることはないと考える。ずるい欧米の動きに振り回され日本の自動車産業が電気に傾きすぎると、またはしごを外されると考える。

加えて、電気自動車は構造が単純なので、裾野の広い自動車関連産業が潰える可能性がある。日本経済をも左右することを踏まえて、多くの部品産業が無くなっては、元に戻すこともでできなくなる。

日本は自国の技術と雇用を守る戦略を独自にたてるべきである。