本日(日付が変わったので昨日)の陛下のお言葉を、親父の説教以上に真剣に聞いた。本来ならば、身を清め、居住まいを正して清聴すべきところであるが、まことに不遜ながら、昼食のパンを食いながら聴いた。しかも最初は間に合わなかった。再度すべてのお言葉を確認したが、陛下の体調を理解したうえでも、やはり心にさざ波を感じるのであった。陛下の臣民として、お言葉を重く受けるべきなのは、理解する。しかし私としては、陛下の(今後も含めて)「譲位」が目先しか考えない政治家や官僚に蹂躙されるのではないかと、大いなる危惧をするところである。やはり、陛下の公務を階層分けし、公務を制限するほうが理に適うのではないかと思うのである。国民はあまり意識していないが、皇室は世界最高の王室である。2千年以上連綿と続く王家はほかにない。世界中の国賓が、陛下に謁見賜る事をどれほど名誉としているか、考えたことはありますか。譲位されたからといって、若い陛下にお会いしたところで、心から満足できるでしょうか。国賓に会うことと、植樹祭に出ることも同列に扱うのが間違っているのではないか。陛下には、国賓への謁見、会食、そしてお言葉にも述べられたように、国民の暮らしぶりを見るための行幸に制限すべきではないか。宮内庁の役人が、(私は役人が恣意的に選んでいると疑っている)自らの立場を利用できるような行事は、天皇は行うべきでないと考える。どこで線引きをする?という議論になるでしょうが、現に今も線引きをしているのである。そのハードルを上げれば済むことではないか。また百歩譲って、ご譲位をされるとしても、そのためには余裕をもって、天皇の位を継承する男子が複数名存在するように、旧宮家の復活や、あえて言うならば「側室」復活も考慮に入れるべきであろう。考えたくもないが、譲位されたあと、なにがしかの問題が起こり男性一系の危機が訪れては困るのである。さらに、このように皇室をめぐって、日本国が揺らぎを見せると、必ず中国がわが身を有利にせんと、行動を起こすに決まっている。アジアではタイ王国と並んで日本国は邪魔で仕方ないはずだから。また天皇を「日王」としか呼べない、道で犬の糞を踏んだより気分の悪い、糞な国も身分をわきまえず喚くだろう。今後中国の動きに注目を要する。さらに言えば、中国の出先マスコミというべき、朝日・毎日新聞およびTBS・テレビ朝日の動向に注意を払う必要がある。日本共産党の動きも重要だ。こいつらは明らかに、天皇制廃止を狙っている。それは今晩のTVのコメントでも明らかだ。穏やかな国民は、最深の注意をもって、これら売国奴の動きを注視する必要がある。