先々週の金曜日から、通常の仕事のほかに毎日何らかの会議・出張があり、異常に忙しい時間を過ごした。日曜日のラグビースクールの練習のあとも、安全対策委員会。日曜日に日ごろの運動不足を少しでも解消したい私にはつらい。ラグビースクールでは私自身練習には加わらず、生徒諸君の状態把握に務めているだけなので、立ちん坊なのだ。土曜日も診療後は会議、勉強会と夜遅くまで。会議があっても、日常の仕事は減らないから、私の時間がなくなるだけである。家族と会話する時間もない。朝食の後も出勤までのわずかな間を惜しみ仕事している。運動不足になるとてきめんである。不足なんてもんじゃない。ほぼ歩きませんから。膝から下が浮腫むのである。軽ければ一晩寝れば解消するのだが、先週はそうはいかなかった。朝になっても靴下のかたがとれないのである。そりゃほぼ歩かずに毎日14時間くらい座っていれば、そうもなるわなぁ。おかげで毎晩コムラカエリに襲われるのであった。疲労の蓄積も相当だったのだろう。身体がどんどん重くなっていった。階段を上がるのにも苦痛を感じていた。脳の血流も澱んでいたにちがいない。「このままだと、脳梗塞になるよなぁ」と漠然と大きな不安に包まれた。昨日もラグビースクールに出務して、腰から下が置物のようになっていたけれど、死への恐怖から、スポーツジムへ。軽いランニングと、坂道歩行、速歩を1時間と少しだけ行った。今朝はまだむくみは残るが、だるさは相当解消された。今日から診療所は、リハビリの受付時間を短縮する。職員の労働環境を守る(長時間労働になっている)のが第一だが、私の時間を確保するのも大きな理由である。夜、患者さんが全員帰られて、職員が去った後も、毎日私は残務で1,5時間くらい診療所で過ごすのですから。私の健康を守れるのは私だけなのである。
2016-05-23