昨日は息子と、「ひらパー」で遊びました。
わざわざ感を出すために、電車に乗りました。南海→地下鉄→京阪。結構かかります。時間も運賃も。
息子も「旅してるみたいやな」と狙いは的中。
駅名は「枚方公園」ですね、「枚方パーク前」のほうがわかりやすいと思いますが。
「ひらパー」駅にすればインパクト大と考えます。アナウンスだけでもどうでしょう。
「次はひらパーで、おま」と岡田准一さんが放送すれば・・・
私が子供のころは、大阪にもたくさん遊園地がありました。宝塚ファミリーランド、阪神パーク、奈良ドリームランド、あやめ池遊園地、みさき公園、狭山遊園、玉手山遊園地、これに加えてエキスポランド、ポートピアランド。百貨店の屋上にもミニ遊園地がありましたいくら子供が減ったとはいえ、遊園地が減りすぎと違いますか。
どうも私は、日本の経済発展とは逆に、日本人は貧しく(精神が)なったためじゃないかと思います。我が家は貧乏だったけど、よく遊園地に連れて行ってもらいました。
フランスでいうところの「スペクタクル」が日本からなくなったんだと思います。彼らはレストランに行くのも「スペクタクル」と表現します。
「ハレ」の行事なんですね。
今の日本人はこの「ハレ」がなくなりました。外食もなんとなくが多いような。衣服にしても、昔は元旦に新しい衣類を用意したそうです。今は、安物をとっかえひっかえ買うのが主流ですよね。
私が古いのでしょうけど、我が家は外食が少ないです。休日も自宅での夕食がほとんど。その代り、外食をすると決めたら、家族中がその日を楽しみにします。何となく食べに行くことはありません。予約できる店は必ずそうします。
遊園地もそうですね。いつも母がお弁当を作ってくれたような気がします。今みたいにフリーパスなんてないから、乗り物券(金券)を買って、どれに乗るか値段を考えて取捨選択しました。もちろん全部に乗ることはできなかったけれど、すごく幸せな一日を過ごしました。
昨日は多くの人出で混雑していて、食堂もどこも長蛇の列。しかたなく寒風の中ベンチで、ホットドッグやチキンナゲットを頬張ったのですが、彼は十分満足したようでした。
毎日朝しか息子と会えませんので、非常に密な時間を過ごせました。
ずっと手をつないで歩き、今も掌にのこる暖かさが今日からの私の活力です。