連休を利用して、もっとも日帰りですが、東京へ行ってきました。昨年も書きましたが、東京のあるお寺の住職さんに青山繁晴さんの講演会に招待されたためです。貧乏性ですね。東京に行くからには少しでもかの地に滞在したいと、6:55発のJALを利用しました。昨年に続き、靖国神社へ。東京へ行くと必ず参拝します。参拝するたびに私の心に起こった小さな疑問がどんどん大きくなってきます。「神道は宗教か?」天神さんで勉強ができるようにと参ることが宗教でしょうか?国に殉じた方を鎮魂する社に参ることが宗教でしょうか?私にはどうしても宗教と思えなくなりました。不完全な安保法案のため、自衛隊員が戦死する可能性が高まったけれど、戦死者を祀る施設が日本にはありません。私は靖国神社こそふさわしいと思うのですが、そうなると靖国が宗教法人法の管理下にある限り、これはかないません。新嘗祭が宗教ですか。ちょうど私の訪れた24時間後、テロが行われたことは驚きでした。やはり日本では思想などどうでもよくなっている極左やカルト集団がISとつながることが最悪のシナリオと感じます。皆さん、日本でアラブ系の顔のテロリストがテロを行うなんて思ってないでしょうね。日本は岡本公三やオウムを生んだ国だということを忘れてはいけません。靖国の遊就館で、これもこのブログで記した防衛医大の甥と合流。彼は日本最高の防衛医官をめざし、日夜努力をしているようでした。お寺に到着し、彼は防衛医大の制服に着替えました。国歌斉唱の後、青山さんの講演。その中で、敗戦により、日本軍は制服のデザインすら棄てさせられたことを知りました。その制服が防衛大、防衛医大に残されているのだそうです。私たちがいかに、敗戦で何もかも奪われていることを知りました。米国は同盟国ですが、日本は卑屈になることなく、国際法に基づき、堂々と復権すべきではないでしょうか。でないと、日本人としての誇りを失ったままのような気がします。青山さんのお話は、相変わらず魂を揺さぶる2時間!でした。少し残念だったのは、檀家さんが当然と言えばそうなのですが、高齢者が多かったこと。中学生、高校生、若者にもっと来てほしかった。これについては次回住職さんに提案してみようと思います。その後甥と、新橋で食事しました。東京にも安くて、うまくて、ボリュームたっぷりの店があることも発見しました。大阪、がんばらなあかんな。帰宅は日付が変わってからでしたが、なかなか寝付けませんでした。