人の身体は微妙なバランスの上にあるようでして、どこか一か所痛くなったり、一部の内臓が調子狂うと、持ち回りのように他が痛んだり、機能が低下することは、皆さん経験しておられると思います。少し悲しいですよね。人体も部品の集合体で、それを血管や神経がつないでいるのですから、どこか一つだけが悪くなるというのは考えにくい。老化もあるし。物も同じようです。実は昨年暮れ、骨密度測定器械を更新しようと考えていました。見積もりまでとったのですが、あまりの高価格に躊躇して沙汰やみになりました。すると今年に入り、まぁ次々と、いろんなものが壊れ始めました。まずレントゲン装置のコンピューターが壊れました。基盤の破裂です。これなくしては、画像の保存が不安定になります。保存義務がありますしね。すでに製造中止で部品もありません。清水の舞台から飛び降りる気持ちで最新のシステムを購入しました。さきの骨密度測定機より高かった。(泣)続いて、電子カルテのコンピューターが一台壊れました。カルテの記録はもっとも大事ですから、本体と、記録のバックアップの2台をつないでいます。そのうちの一台です。レントゲン写真を含めて膨大なデータですので、診療の合間に修理するわけにはいきません。幸い土日休みなので、それを利用し弥縫策を講じました。これだけでも相当な出費です。この度大型連休を利用して、新しいシステムに総入れ替えです。時間もかかるし、出費が半端ない。(号泣)さらに時期を同じくして、レントゲン室のエアコンが壊れました。これは早急に新品に交換しました。さらにリハビリ機器の寿命も尽きようとしているものがチラホラ。コンピューターって碌なもんやおませんで。わが身を振り返る、新緑の候。