北関東、さらには被災された東北まで、豪雨の被害にあわれ、心からお見舞いもうしあげるものです。大震災後の秋、「東北で飲み食いしてお金を落とそう」と灘校の有志で訪れた時、磐梯山ふもとに拡がる金色(決して比喩でなく、近畿のコメと色が違うのだ)の田を観て、「日本はこうだったんだ、こうあるべきだ」と感動したものである。 その後3度福島空港に降り立つことになる。もうすぐ刈り入れ時であろうに、家を失う損失ばかりでなく、収入までも失う方々の心痛はいかばかりかと思うのである。以前にも書いたが、我が家では、わざわざ福島の「つちや農園」 http://www14.plala.or.jp/tutiyanouen/shop.htmlから「夢ごこち」を購入している。もちっとしておいしいのである。福島にはさらに福島独自の「天のつぶ」というこれまたスーパーの「こしひかり」などめじゃない、リーズナブルでおいしいお米もある。 日本酒は銘酒が多すぎて、次の順番がなかなか回ってこない(苦笑)。 もし豪雨で被災された人々のことを思うなら、物を買って支援することも立派な行いじゃないかと思うのである。 今なら、福島の桃、梨、ぶどうが最高に美味い。フルーツ王国を名乗っているほどである。 何のためにスマホをいつも握りしめているのか?  http://www.fukushima-ichiba.com/shop.php?shop=C0000003&name=peach  http://www.ja-town.com/shop/g/g2501C1101/  http://store.shopping.yahoo.co.jp/hajimeppe/栃木の農産物ならこれかな http://www.tc.zennoh.or.jp/  一昨日は、三木の方へゴルフに行った。言わずと知れた、酒好適米「山田錦」の本場である。うるち米より一回り太く、長く、緑色の濃い山田錦がまだ垂れない稲穂をしっかりとつけていた。傍らには「白鹿契約田」とか「剣菱契約田」とかのぼりがたっている。海外で日本酒が売れすぎて、安倍さんの一声で減反廃止になった山田錦。アホ官僚の見本のような話である。ストーブの火がつくころ、新種が出始める。日本人である幸せを感じるときである。豊かな湯量を誇る、多種多様な温泉に浸かり、質素なおかずで甘いご飯をいただいて、日本酒で全身をとろけさせてまた福島を旅したいものである。現実逃避なのはわかっている。能力もないのに雑用を抱え過ぎて、テンパっているのかもしれない。今宵も、心からわくわくできる集まりがある。報告できればいいのだけれど。