大阪に住んでいるからかもしれませんが、連日トップニュースは寝屋川の女子中学生猟奇殺人事件ですね。安保法案の審議をどこかへ蹴散らす勢いです。つくづく平和な国だと思います。この一連の報道で、おおいに疑問があります。もちろん殺された彼女や、その家族に何の落ち度もないことは承知していますが。「午後9時から、家を出て遊びに行く」という娘(息子)を許す家庭って、おかしくないですか?ということです。少なくとも、TVコメンテーターでこう指摘した人を私は知りません。「あかんやろ。」と大概の人はそう思ってるんじゃないですか。我が家は、大学に入るまで、子供が晩飯を外で食ってくるなんぞ許しません。当然スマホも持たせません。今回の事件で、私が心底驚愕したのが、二人の中学生がどうみても、非行(古い?)とは無関係そうな風貌だからです。ニュースでも言っちゃ悪いが、「これじゃしゃあないか」と感じる被害者はいますよね。二人はそうではない。ごく普通の家庭が、いたいけな子供たちが、夜な夜な街を徘徊することを許しているのか?と。そこまで日本の家庭環境は崩壊しているのでしょうか。「友達親子(私は馬鹿親子と言ってますが)」の末路かなと。また子供が夜中にうろうろすることを許さない、町コミュニティがなくなってしまっているのですね。偉そうだけどあえて言います。「我が家はそんな家庭と交わることはありません。次元の違う生き方をしております。」かわいそうだけど、我が家ではありえない事件と考えます。ただ実行犯がどんな奴かは興味があります。ラインでつながっている奴か、警察がリストアップできる地元の問題あり住民と思っているのでけど。もうひとつ、大きな疑問。この事件にまったく父親が表にでてきません。先に紹介した「ネット依存症」でも言いましたが、「父性の不在」がこのような事件を引き起こす根底に横たわる気がしてなりません。どんな父親なのか興味があります。(もしくはどんな家族構成なのか)。家庭で誰が父性を受け持つのか。難しい問題だと考えています。