今冬の寒さはそれほどとも思いませんが、ほっと一息つける暖かい日がないですね。毎日寒い。

私も齢を重ね、徐々に肉体が衰えてきているのを感じます。

まず寒さに弱くなりました。今までは冬でも診察室では半袖一枚でしたが、カーディガンが手放せません。暖房は天井からのエアコンのみですので、これは足元が冷えます。地面の冷たさが床から直に伝わります。

血管が弱ってきているのでしょう。毎冬足の指に「しもやけ」ができるようになりました。湯船に浸かるときのあの不快な痛痒さは何とも言えません。しばらくすると「じーん」としてきて少し悦楽を感じはするけれど。

「しもやけ」なんぞできないほうがいいに決まってます。

最近、以前よりしもやけの患者さんを拝見することが多いのも、エアコンで暖房をとる影響ではないかと思っています。「こたつ」入りたい。

冬に私を苦しめるものがもう一つ。

指のひび割れです。

これも皮膚の質が低下してきているのでしょう。以前から指1,2本は出来ていたんですが、今年は毎日数本割れてます。指先、関節のしわの部分、なぜか今年は指の腹にまで。毎日アルコールを触っているからとも思いますが、コロナのせいでアルコールを手全体に何度も摺りこみますからね。つらいです。

気が付くといろんなところに血が付いています。絆創膏はかえって不潔なので、診察中はできるだけはずします。ステロイドの軟膏を塗ってごまかしてます。

ひび割れには、昔ながらの火であぶって使う膏薬が最高と思いますが、なかなかいいのが手に入りません。

ゴルフに行くと手が血まみれになります。痛くて集中できない。

パソコンのキーボードを叩くのもとてもつらい。最近、このブログから遠ざかっていた遠因でもあります。ミスタッチが多くなりました。

春が恋しい。

ここで僕なりのひび割れ対策を。

まず爪切りのやすりの部分でひび割れまわりの固い皮膚を削ります。ひびと面一になるまで削って、ステロイドの軟膏を塗り、絆創膏で一晩おきます。これを繰り返します。

いちどお試しあれ。かかとのひび割れも同じです。