大連休二日目。先輩から依頼のあった(医師の世界に先輩のお願いにNoはありません!)、大阪府スポーツ大会のなぎなた部門に救務委員として出務してまいりました。国体の予選も兼ねています。薙刀はもちろんしたことはありませんし、観るのも初めてです。ちょっとワクワクして参加しました。予想通り女子が多数です。防具が重そうな小学校低学年から、これまた防具がすこしキツそうなご年齢の方まで。しかし皆姿勢よく、はきはきした感じで、キリリとした立ち姿がかっこいい。型を披露する演技部門と、防具をつけて打ち合う試合部門とあります。演技部門は門外漢の私でもなんとなくわかりました。「キレ」でしょうか。試合部門はわかりません。速い!私が対戦したら、たちまち頭をカチ割られ、脛を払われ、瞬時に地面に這いつくばっているでしょう。どちらが勝者かわからないふるまい。また審判を務める方々の起居動作も清々しい。強い意志を秘めた表情が素晴らしい。大和撫子を見せていただきました。でもここにも競技者人口の減少という悩みがあるそうです。薙刀を扱ったコミックもあり、映画にもなったそうなので、子供さんに何か武道をと考えていおられる方は、一度体験されてはいかがでしょう?大阪はレベルが高く、日本女王、国家代表もおられるとのことでした。7時間お邪魔しましたが、まったく退屈することはなかったです。
2019-04-28