先日、超名門進学校である東大寺学園で、修学旅行中に就寝時間になっても戻ってこなかった生徒を、教師が平手打ちにしたとの報道があった。

学校は教師の処分を考えているとか。処分されるべきは生徒やろ。しかも己が悪いのに、リークする卑怯さ。

自由な校風で知られる東大寺だが、自由には自律した精神と、大きな責任が伴うのである。母校とは違うが、東大寺は大好きな学校の一つなので、いてもたってもいられず、学校へメールを送った。私の偽らざる気持ちである。 ご批判いただければ幸いである。正しい体罰は私は容認する。

以下 メール全文

東大寺学園学校関係者様 先日の修学旅行先における先生の平手打ち報道につきいたたまれずお便りさせていただきます。

先生方は正しい。東大寺学園と言えば灘(私の母校です)、麻布と並び自由な校風で知られます。私にも貴校出身者の多くの友人がいます。その皆それぞれが、非常にユニークで自由な生き方、考えた方をされています。

それを味わわせてやりたくて、残念ながら合格はかないませんでしたが、愚息には灘、貴校を受験させていただきました。ただ自由には当然、厳しい自己責任が課されます。それを逸脱したとき、厳罰に処せられることも覚悟する必要があるでしょう。そこは昔とちがい、厳しく教育する必要があると思います。自律できない若者が増えているように感じます。

一番嘆かわしいと思うのは、今回の事が外部にリークされたことです。情けない。リークした者は恥を知れと言いたい。自己で解決できないほど、東大寺の生徒は堕落したのか。

保護者の先生方への批判はごく少ないと信じています。マスコミは騒ぐでしょうか、気になさらず当該する先生が、教育への情熱を失わないような寛大な処分をお願いいたします。

東大寺から自由が失われれば、ただの進学校に成り下がってしまいます。

パブリックスクールのような校風がなくなりませんように。自由こそ学問の要諦であると信じます。

乱筆乱文にて失礼いたします。