私が読書を好むのは何回か書いておりますが、いつも小難しいものばかり読んでいrわけではありません。今日紹介する本年5冊目の本は やりすぎマンガ列伝 南信長著 角川書店 1600円 であります。私も子供のころから漫画が好きで、おもに少年サンデーを愛読しておりました。ジャンプやチャンピオン、マガジンもあったけど全部買うわけにもいきませんでしたからね。でも気になるわけです。時々友達に借りて読んだので、記憶もまだら、結末を知らない連載も多いわけです。漫画をあまり読まなくなって久しいわけですが、残りの人生の短さを感じるようになると、子供のころに忘れてきたものを探すようになります。そこで見つけたのがこの本です。正確には、サンテレビのカツヤマサヒコSHOWで紹介されたものを購入しました。ここにはマンガを描く作者の情熱が横溢するあまり、ついついやり過ぎてしまった漫画が32作紹介されます。40代より私までの年代の人にはなつかしい作品が並びます。結局日本が元気だった時代は漫画も元気だったということでしょうか。私には、「アストロ球団」と「ハレンチ学園」の背景を読めただけで十分でした。またほかの作品の解説を読んで、もっと教育の現場に漫画を降ろせばいいのにとも感じました。手塚治虫さんの作品がPTAから有害図書扱いをうけていたなんて信じられますか?思い出に浸りたい方は一度読まれては?改めて考えさせられること請け合いです。弓月光さんの「エリート狂走曲」をそろえたくなりました。