今日はラグビースクールの練習がなく、塾の行事もなかったので、息子をつれて京都へでかけました。突然「金閣寺を観たい」と言い出したのです。「待つ」というのが嫌いな我が家ですから、寝不足ではあるけれど、7時半に出発。鬼門の京都南ICも渋滞なく通過。まずは北野天満宮にご挨拶です。菅公の歌を持ち出すまでもなく、天満宮は梅が盛りでした。満開を少し過ぎたあたりでしょうか。続いて金閣寺へ。御守が入場券の代わりに。入場門を過ぎるといきなり眼前に!「うおっ」息子が思わず声をあげます。陽を浴びて、美しく輝く金閣。彼はいろんなアングルで写真を撮ってます。わびさびもいいですが、案外日本はこのように「けれん」が根底にあるように思う。ただね、言いたくはないですがね。やはり彼らが大勢いるんですよ。覚悟(笑)はしていましたが・・・なぜ彼らが嫌われるのかわかったように思います。まず「声が大きい」聞きなれン言葉を大声でワイワイやられると、非常な違和感がありますよね。電車で傍若無人に携帯にわめいている馬鹿と根本は同じですね。異物感とでもいいましょうか。それと写真を撮るのはいいのですけど、あたりかまわず、自撮り棒が登場します。また日本人なら、せいぜい高校生しかせんやろうというアクションを撮影の度にええ年のオッサン、オバハンまでやってる。まあ眉を顰める行為が多いということになります。私が不安になったのが、程度の低い日本人(どうしてもある割合でおるわね)が逆輸入するのではないかということ。そのあと、宇治の平等院へ。鳳凰堂を観るためです。これも彼は興味津々。はっきり言ってなめてました。金閣寺以上に混んでました。門前横丁は宇治らしく、お茶屋さんや抹茶スイーツの店が軒を並べて、いい香りが漂っていました。修理の終わった鳳凰堂は思っていたほどには派手でなかった。ここにも彼らはいましたが、割合としては少なかったです。爆買いはしませんでしたが、お茶、茶団子やら八つ橋、京漬物等々買い出しに行ったような半日を楽しんだのでした。