しつこく書きますが腹立たしい武漢ウイルス禍であります。

外食したり、遊びに行くことも後ろめたい日々。

それよりも私が最も苦痛に感じているのが、仲間と集う勉強会ができないことです。

ちょうど1年前、同門教授の講演を聴いて以来、一切の勉強会がなくなりました。

それまではほぼ毎週末勉強会だったのに。

医学知識は日進月歩です。最新の知見は研究者の口演です。現在進行形の話ですからね。その次が学会。ある程度まとまった結論を聴けます。その次が医学雑誌などの論文。ここまでくると、その研究者は相当その先を歩いています。書籍となると数年前の話を読むことになります。

分野によっては1年経過すれば浦島太郎のようなものです。だから研究の場にいない我々開業医にとり講演会の出席が大切です。医者は誰もがそうだと思うのですが、好奇心旺盛ですからね、講演会に行かないと禁断症状みたいに落ち着かない。

仲間と議論するのも大事なんです。講演会の後も食事しながら、ずっと議論してます。

本当は生の講演会に参加して、議論したいところですけど、そうもいかないので、本日は自宅でWEB講演会に参加しました。

慢性疼痛の話と、膝股関節の密接な関係な関係についての2題。

相当働きが鈍くなっている昨今ですので、2時間の間に何かひとつふたつ新しい知見を得て賢くなり、明日からの診療に役立てればと思います。

会場に身を置く高揚感はありませんが、頭がリフレッシュされました。

いつになったら、仲間と高めあえるのでしょうか。