昨晩から続く、とんでもない強風が吹き荒れた日でした。
「爆弾低気圧」とは言いえて妙ですね。
新聞の天気図を見て、中学時代にNHKラジオの「気象通報」を聴きながら天気図作りに熱中した日を思い出しました。
台風や、典型的西高東低の気圧配置は、等圧線を美しく描く作業に熱が入りそれは楽しいものでした。
今日の気圧配置は、腕がムズムズするような本物の冬型でした。
とんでもない北風でしたね。
自転車はおろか、私の乗るコムスという小型電気自動車も風にあおられました。こわい!往診に行くのも命がけといえば大げさかな。
暴風警報が出ていないのが不思議でした。
最近、日本人の危機を認知する能力が落ちているのではないかと感じます。
大雨の日には必ず、傘をさして自転車に乗って転倒しケガをした方が受診されます。今日も強風にあおられて転倒した方がおみえでした。
「私、こんなことしてたらケガするかも」と想像する力が落ちているのでしょうか。
台風でサーフィンして波にさらわれたり、集中豪雨の中、川の中州でキャンプして孤立したり。
もう少し、みんな万が一を考えましょうよ。
これが整形外科を受診せずにすむコツかもよ。