今日は、ラグビー日本選手権が行われ、パナソニックが順当に帝京大学を粉砕し優勝しました。観衆はトップリーグ決勝のパナソニックvs東芝より少なかったですね。結果がほぼ見えているから当然でしょう。日本ラグビー界の最高の試合に、酷使されて芝が禿げ上がった秩父宮ラグビー場は、その舞台にふさわしくないものでした。見たくなかったな。ワールドカップの活躍があったから、今年は盛り上がったけど、Jリーグのように何とか人気を維持するのはラグビー界は無理かもと、正直思っています。今日の私は、南大阪中学生ラグビー大会に医務として出務いたしました。これは南大阪のラグビーチームが3週間にわたってリーグ戦を戦い、優勝をきめるものです。全8チームが参加しますが、その中で単独チームは3チームのみ。あとはよく言えば合同または選抜、悪く言えば寄せ集めです。いつまで学校単位でクラブをするのでしょう。少子化に加え、生徒数が減ってもなんの意地があるのか、学校の合併に反対する勢力のせいで全体の生徒数が減っています。学校医すら割り当てるのも困難になっているのに。旧態依然の学校運営を教育委員会、文部科科学省は続けています。課外活動なんだから校区の枠を越えればいいのに。優秀な指導者の下で行えるようにすべきではないですか?さらに本日のグラウンドは、公立中学校のグラウンドでした。土でした(号泣)。まるで発展途上国。日本はまだまだ貧しい(役人の心が)2等国と言わせていただきます。懸命のプレイをする生徒諸君は肘、膝などあらゆる場所から血が滲んでいます。いくら五郎丸に憧れたって、我が子が毎日全身ズルムケで帰宅したら、ラグビー続けなさいと言わんでしょう。明治だ早稲田だと、伝統とノスタルジーに浸っている老人どもを駆逐しない限り、日本のラグビーに明日はありません。なぜ運動場の芝生化が進まないのでしょう。それを掲げたあの川渕三郎のサッカーでも、いまだ高校サッカーの壁を破れていません。なんて貧しい。イギリスにはラグビーのトゥイッケナム、サッカーのウェンブリーと素晴らしいスタジアムがあります。日本にはワールドカップを開催できるものすらありません。スポーツは体育とまったく異なるものなのです。これを理解する国民がどれだけいるでしょう。ほすべてのスポーツ競技が、地位と権力を守るために汲々としている老人どもにスポイルされている。こいつらを駆逐し、葬り去る以外に日本のスポーツの将来はないでしょう。そういう医学会もそうなんだけどね。いつまでもしゃしゃりでてくる。心からうんざり。懸命にプレイしているのに、巻き舌の馬鹿指導者に罵詈雑言を浴びせられている生徒諸君に心から同情するのでした。〇〇中のお前だよ。生徒がうまくプレイできないのは生徒が馬鹿(試合中に叫んでたよな)なんじゃなくて、お前の指導が悪いんだよ。教師か何か知らんけど、もっと勉強して指導しやがれ。4年後、マスコミは必死でしょうが、ブームは続いていないような。