昨日は沖縄戦終結後70年でした。摩文仁で行われた戦没者追悼式は、慰霊どころではなかったようです。そもそも沖縄でなぜ地上戦が行われたか?それは地政学上きわめて価値の高い戦略拠点となるからです。ですから米軍基地が今もおかれているわけでしょう。中国が毎日尖閣を領海侵犯しているのも同じ理由ですね。そもそも戦争を始めたのがまちがいという論もあるでしょうけど、ではあのとき欧米の日本に対する石油遮断包囲網をどう突破すればよかったのか教えてほしい。結果でものをいうなよ。また日本軍が沖縄の県民を人間の盾のようにしたという報道を行うマスコミもありますが、実際はより安全な県北へ逃がしたということも隠すべきでないでしょう。多大な犠牲を強いられた沖縄の方、また祖国を守るため戦死された先輩方を軍民分け隔てなく慰霊しようというのが昨日でした。それをこの〇〇はやりやがった。翁長知事である。戦没者への慰霊もそこそこにまたぞろ、「辺野古移転反対」である。交通事故で亡くなった方の葬儀で、警察批判をするようなものである。TPOがわからんのか。それしかないからか。また会場の周りは、朝日が「市民」と称する職業活動家が埋めていたようである。心静かに追悼したい人々の心を踏みにじる愚行と言わざるを得ない。と非常に胸くその悪いところに、NHKのニュースに心洗われた。「白梅の塔」でも慰霊祭が行われたとのこと。「白梅の塔」については、青山繁晴さんの著作をお読みください。何も観光化されて業者の金儲けの手段になっている「ひめゆりの塔」だけじゃないのである。よかった。こういう時に必ず報道される、「悲惨な戦争を語る人々」についてはまた8月にでも書かせていただきます。また沖縄が日本の一部である限り、戦略上の要衝として基地は(米軍であれ、国軍であれ)絶対必要でしょう。当然それに対する沖縄への償い、寄り添いは大事だと思います。中国が沖縄そのものを狙っていますしね。南沙諸島(スプラトリー諸島)のようになりかねないですから。