新年から大地震が起こったと思ったら、加えて羽田の航空機の衝突事故である。

亡くなられた海保職員に対しては心からお悔やみを申し上げたい。能登へ救援物資を運ぶ任務に就いていたと聞けば、なおさら申し訳ない気持ちになる。

原因は専門家があらゆる角度から調査するだろうから、素人が憶測で述べることはしない。航空機の事故調査は、この手の調査では一番科学的に公平に分析されると感じている。

この事故で私が何より賞賛したいのは「日本人はやはりすごい!」ということだ。

動画を見る限り、衝突後火の手が上がり、あっという間に機体に燃え広がっている。客室乗務員が機長との連絡ができない中、冷静に自己判断し乗客を避難させたと聞く。乗客も手荷物を放棄し脱出したことは、日本人の民度と、日本航空の乗務員の日ごろの訓練の練度と、意識の高さの賜物であろう。

南海トラフ地震の阿鼻叫喚の中、日本人は案外世界に奇跡を見せつけるのではないかと、期待させてもらった。ただし、都市を中心に増え続ける、定住外国人や糞日本人が同様の行動をとるかは不確定要素である。諸外国で観られる、略奪や悲惨な性犯罪を国民全体で防ぐ気構えが必要であろう。

それにしても、テレビをはじめとするマスコミの体たらくはなんだ!とんでもない事象が起こっているにもかかわらず、職員が正月を休むためにあらかじめ収録したくだらない番組を流し続けている。せめて定時のニュースくらい予定変更して放送しろよ。

南海トラフや、チャイナが尖閣沖縄に攻め入っても、変わらないのではないかと非常に不安になった。

あらかじめ収録した番組をとりやめ、被災地に寄り添うため急遽生放送にした「星野源」さんを見習え。

日本から駆逐すべきは、官僚組織と利権にあぐらをかくマスコミである。