昨日は憲法記念日だった。護憲、改憲いろいろな人たちが声をあげていたようである。私は、現憲法が、帝国憲法の改憲規定に則って発布されたのではないので、無効であると考えている。少なくとも素人がいろんな国の憲法を寄せ集めて拵えたものを、ありがたく戴く気はない。そこに無理やりというわけはないが、本年10冊目の著作を紹介する。 カエルの楽園 百田尚樹著 新潮社である。同じ分野の著作はしないとの氏の言葉通り、この作品は寓話である。あらすじは簡単、ナパージュ(NAPAJ?さかさから読んでみ)という、おめでたいカエルの集落が、滅びる過程を記したものである。ナパージュという名前だけで、これがどこの国民か明らかでしょう。かねてより愛国的発言が多い百田さんの著であるから、内容もおのずと明らかである。先に読ませた娘はピンと来なかったそうなので、まだまだ父の教育が甘いと感じた次第である。この本をめぐっては、いろいろなことが世の中で起こっている。まずすでに21万部売れているのである。しかし新聞などに書評が掲載されたことがないらしい。また一部の書店には、ベストセラーにも関わらず、平積み(よく売れる本は水平に重ねて積みますね)になっていないどころか、書棚に置かれていなくて、問うと店の奥から取り出すところがあるのだとか。たぶん産経新聞の読者以外は知らないのではと思うのだが、この本のサイン会に対して爆破予告があり、警察が介入した。朝日・毎日新聞よこれを言論弾圧というのだ。なぜ報道しない。NHKもこの事件の際は取材に来たそうなのだが、結局は抹殺したのだ。以前、朝鮮人芥川賞作家?のサイン会で同様のことがあったとき、両紙はどうだった?毎日キャンペーンをはったよね。お前らどこの国の新聞や?いまだに朝日新聞や毎日新聞を購読している人間は、頭がおかしいか、何も考えていないか、反日なのかと思う次第である。これはまた後日書く。ついでながら、百田さんは「海賊と呼ばれた男」で本屋大賞も受賞されている。ところがTBSの朝シャン?という番組で、最近の本屋大賞を紹介したとき、百田さんの年だけ空白にしていたのだとか。これは明らかに放送法違反であろう。このような放送局の夜11時からのニュースでアル中のひげ親父が、安保法案に反対を放送の中で叫び、安倍内閣による言論弾圧があると外国特派員協会でアピールし、それに反論する人達との公開討論を無視しているのである。TBSがそういうメディアであることを認識しておく必要があるだろう。残念だ。「重版出来」を黒木華さん見たさに楽しみにしてるのに。私たちの安全をどう担保すべきか、少しでも考えようという方は、一度手に取ってみてほしい。図書館はだめだよ、あそこも少し体が左へ捩れた方が巣くっている基地のようなものだから。アッ、ナパージュみたいでいい人は、読む必要はありません。とっととウシガエルに喰われてしまってください。