先日、無事医師国家試験に合格し、4月から医師として働く希望に満ちたわが市大バドミントン部の後輩諸君と食事をしました。55歳にもなって24,5歳の男女と本音を語り合える。こんな幸福な時間を持てる自分を感謝したい。クラブには年間2万円のOB会費を喜んで!支払い、大会前でシャトル(これが高いのです。ひとつ400円以上。試合では10個くらい使う)が足りないであろうと思うとシャトルを届けてやり、そして偉そうに食事を共にする。これがおっさんの役割と考えている。口だけだしたって値打ちなし。大人はの役割は金を落とすことである。そのために働くのだ!まあ美味い物を若者に食わせてやるのも年寄りの役目ですね。実は彼らはもっとグルメなのかもしれませんが(私は単なる酒飲み)。利用したのは天王寺の「和源」http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27000544/市大の医師もよく利用する、コストパフォーマンスに優れたお店です。私のころと違って、卒業後は出身大学で研修しない人が多数なので、皆引っ越し準備で忙しく、3人の後輩が来てくれました。皆希望と不安の混じった表情をしています。でもその顔が例外なく凛々しい。女性は二人でしたが、1年のころから彼らを知っている私はその成長ぶりをリアルに見てきたわけです。特に女子学生は、病院実習が始めると、日々美しくなっていきます。学問を真剣にする者だけが放つ、内面からにじみ出る知性がそうさせるのでしょうか。学生の時はそうも思わなかったんですけど(失礼)、市大は(それしか知らんので)美しい女医さんの宝庫かもしれません。たぶん他の大学でもそうなんでしょうね。男子諸君もイケメン多いですよ。灘校生にハンサム君が多いのと同じなんでしょうね。(私?残念です…)よせばいいのに、おっさんはしゃべりすぎました。反省してます。老人は話を聞かなきゃ。まぁ彼らは医学の勉強にほぼすべての時間を費やしてきたのでね。しかたないです。これからは医学でなく、医療の世界に入ります。ここではいやらしい現実を知ることになるのです。このあたりは、国の方針に振り回され、今後の日本の医療を不安に感じている開業医の出番でしょう。少しは役に立てたかな。当然、政治の話や、世界情勢も話ししました。私と年齢はあまり違わないでしょう、ご両親を差し置き、いらんことを話したと後悔しております。続いて、無理やりハルカスのマリオットホテルのラウンジへ連れて行き、カクテルを飲みました。彼らの前に無限の希望に満ちた平原が拡がっていると思うと、心からうらやましいなと思いました。私は残された時間を、与えられた場所で全力を尽くすのみです。これはこれで素晴らしいことだと思います。長時間すまなかったな。皆の健闘を祈る。