あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。穏やかな日本晴れの元日でした。さすがにゆっくりめの起床となりました。日の丸を掲げて、あとはのんびりと過ごしました。以前にも書きましたが、我が家は共働き家庭でしかも、母は大晦日・元旦も仕事であることが多かったので、元日の夜に新年を祝いました。その習慣が残っているので、今も夜にお節を祝います。私が医師になってからは、毎年志願して元日の病院当直をしてましたので、2日の夜が新年のお祝いとなりました。外泊できない入院患者さんの一人一人に挨拶してまわりますと、非常に喜んでもらえました。当直してなくても、受け持ち患者さんには元日に会いに行きますので、当直しても手間は変わらないという打算もあります。また元日はなぜか救急患者さんが少ないのです。百貨店なんかは今日から営業開始ですが、スーパーなどは元日から開けているところが多いようですね。私は元日くらい皆休めばいいのにと思います。経営上有利と考えて営業するのでしょうが、従業員のことを考えていますかね?元日母が出勤する後姿を見る子供の気持ちがわかりますか。すごく淋しかった。同時に母を早く楽にしてあげようとも強く思いました。巨大スーパーで働く人々の数は膨大でしょう。その何倍もの人がつらい思いをしているのです。元日くらい休んで、誰が困りますか?外食産業も休んだらどう?文化・伝統・私の大嫌いな「食育」をいうなら、元日から牛丼や回転ずしを食ってたらだめでしょう。元日は皆でこころを落ち着けて、この一年を考える日にするべきじゃないかなと思います。労働者・弱者の味方をうぬぼれている某野党の党首の親族が経営する巨大スーパーが、元日から営業することに非常な違和感を感じます。大多数をしめる非正規雇用者を酷使する様に「偽善者」とすら感じます。元日からお仕事の皆さん、皆さんのご苦労は必ずご家族の幸福と繁栄につながります。歯を喰いしばってがんばりましょう。