岸田文雄首相がどうしようもない愚物だと思う理由を述べる。
- 彼は絶対「どうする」「こうする」と言わない。常に「情勢を十分に観察把握し、総合的に勘案し、適切に対処します」ばかりである。都都逸か何だかの「あーそれにつけても金の欲しさよ」という決まり文句を思い出す。首相のくせに「自分は祖国日本をこうしたい」という思いがないのだろう。首相になりたかっただけなのだ。
- 日本国をどう導くかを述べる、施政方針演説に、延々とコロナ対策を滔々と述べた。日本の危機はコロナか?ちがうだろ。そのコロナ対策が無茶苦茶である。3回目のワクチン接種を始めたが、いまだに日本にワクチンが何人分入ってきたか公表しない。「確保している」というだけである。確保したものが国内に届いてこそ接種できる。ごまかしている。しかもほとんどがモデルナであることも言わない。菅さんとは雲泥の差である。
オミクロンごときだからこその大量の感染者である。5類相当にすれば皆幸せと思うが。2類のままだから、濃厚接触者だらけになって、みんな隔離されて社会が停滞するのである。5類に変更する勇気すらない。
ただし予言する。2類相当のままであることで社会の不満が爆発し、それに押される形で参議院選挙を考える彼は、しれっと5類相当に変えるぞ。なんせ「人の意見を聞くのが得意」だそうだから。嘲笑。
- ウイグル人殺戮を進行させているチャイナの北京オリンピックへの政府関係者の派遣見送り表明が、悲しいほど遅かった。誰の顔色を窺っている?
- 未だに「対中国非難決議」を国会で議論できない。公明党山口代表のいいなりである。しかもいつの間にか、決議の中に「中国」の文字は消えている。どころか「非難」の文字すら削除だ。何をしたいのか?ウイグル人、チベット人、香港人、南モンゴル人の塗炭の苦しみがわからないのか?フランス国会は「中国はウイグル人を人種殺戮している」と決議したぞ。これは首相のみならず、国会議員の怠慢である。何が人権や。
- 佐渡銀山の世界遺産登録に、韓国がまた見当違いのいちゃもんを着けてきたからと言って、立候補を取り下げようとしている。正しい歴史を知らない者が総理になってはいけない。国民は不幸である。また奴らがつけあがる。
- 外務大臣に親中の中の親中派「林芳正」をあて、幹事長にはこれまた親中謝謝「茂木敏允」起用。そら米国は怒るわな。だからいまだにバイデン大統領と首脳会談ができないでいる。昨日のTV会議嬉しそうやったな。情けない。とにかく米国から日本は対中国の態度について疑問符をつけられている。国益を損なうことはなはだしい。
- 皇室について。父系男子の血統を守るための有識者会議の意見書を首相は受け取った。さてこれをどうする。もし首相がこれ議論し、万世一系の天皇制を確たるものにすれば、歴史教科書に残る偉業と私は考えるが、まぁ無理だろう。天皇制に対する定見があるとも思えない。また塩漬け状態にして、悠仁親王が将来皇位を継承する段になって、またあわてふためくという体たらくとなるような気がする。
- 彼はとにかくばらまくだけである。あぶく銭で国民は幸せになれない。参議院選挙後、とんでもない増税が始まるぞ。元々悪い頭に財務省の入れ知恵がなされている。総裁選挙の時に、私は「岸田は財務省のポチ」と書いた。消費税増税でさらにダメになった日本経済は、岸田の一撃で、終わる。
まだまだ書き足りないが、岸田で日本は滅ぶ。
彼を総理の座から引きずり下ろすしかない。
そのためには、まともな野党が出現するしかない。
しかし、内閣支持率はますます上昇し60%を超えるのだそうである。
やはり国を亡ぼすのは、「国民」である。民主党内閣の時以上に私は絶望している。
習近平の高笑いが聞こえる。