昨日は休診を利用して、息子と魚釣りに行きました。私自身釣りは全くの素人なのだが、子供のころ父に連れて行ってもらった思い出が強烈に残っているのである。普段仕事で忙しく、ラグビースクールでも私は医務委員として活動するので、息子と1対1で対することがほとんどない。五目並べや神経衰弱をするときくらい。何となく男同士の?付き合いめいたものをしたいのである。午前4時半出発。阪和道を南へ、海南市にある和歌山マリーナシティを目指す。リゾートマンションや遊園地などで有名であるが、釣り公園も併設されているのである。エサのアミエビを購入しても、開園の6時前に到着。熱帯夜の続く大阪であるが、海は風があり気持ちいい。釣りを趣味とする人から言えば、「釣り」ともいえない、サビキ釣りである。篭にエサをつめてそれによってくる魚を疑似餌に見立てた針でひっかけるだけのこと。子供のころは、憧れだったリール付の竿が1000円くらいで売られている。良い時代だ。ただ今まで何度となくでかけて、いつも坊主に近い状態だったので、息子の意気込みは相当のものがある。ポトンとエサを投げ落とすと、さっそくあたりが!小さい小さい「イサキ」の子である。それでも彼は大興奮。お目当ての、小アジやイワシはいなかったが、クロダイの子供なんかも釣れて、4時間休憩もせず父子で楽しんだ。そして、今回の目的でもあったのだが、釣り上げた魚を掴んで、針を外すという作業もできるようななった。少しずつ成長しているのを感じられた。合計43尾。釣果は彼が上回った。「頭とったら、一口にもなれへん」という嫁さんの、うれしそうな愚痴を聞いている彼は少し得意そうであった。