昨日は休診だったけど、近所の小学校に側弯症検診に行ってきた。先日の検診日に欠席の児童がいたのだ。到着したらちょうど昼休み。運動場一杯に子供たちの明るい笑顔と声に囲まれる。それだけで幸せを感じる。最近保育園や幼稚園の周辺住民から騒音被害の苦情があると聞くが、どういう神経なんだろう。まぁ、非常識な保護者がいる(少なくない)ことは承知しているが。文句言うたもん勝ちの日本を象徴するような出来事である。いちいち対応するからあかんのだ。「気に入らんかったら、いっちょうやるか?」これでいいのでは。教育委員会がヘタレの極みですからね。どっち向いとんねん。ちなみに当院も、文句ある人は来てもらわなくてけっこうです。僕のこと好きな患者さん(少ないだろうけど)を相手にして過ごしていきたいので。実は卒業間近まで、僕は小児科へ進もうと考えていたのだ。なぜ断念したか?その親とケンカになると考えたから。いつかなぜ整形外科に進んだのか書く機会もあるでしょう。ほっこりとした気分で帰宅したのでした。 今年12冊目の読了 「帝国憲法物語」 倉山満著 PHP研究所 また「クララ」の著作です。帝国憲法のために、天皇を絶対君主と仰ぐ国体となり、大東亜戦争に突入したのだと思っていたのですが、そうではないと、目から鱗の落ちる思いでした。草案を欧米の憲法学者に示したら、「君主の権利が制限され過ぎ」と指摘された逸話。「天皇は神聖不可侵」というのは、陛下に政治的決断を下させるようなこと、即ち天皇の政治的利用があってはならないということであること。など、帝国憲法がいかに日本人の心根に沿うものであるかが記されている。昔の中国の纏足のように、戦後赤化したGHQから押し付けられた現憲法を金科玉条のごとくあがめている奴らに読ませたい(変わらんやろけど)書であった。現在進んでいる、いわゆる安保法案の重箱の隅についたカビをめぐるような議論をおこなっている政治家よ。どうやって北朝鮮の拉致被害者を奪還する?お前らの好きな人権問題と違うんか。アルジェリアでのテロで指を咥えてみてるだけやった我が国はこのままでええのか。日本の未来より、鉄道の敬老パスのほうが大事な輩が多数を占める国やから、安倍さんも大変やね。やっぱり先に憲法改正(新生)でしょ。 今朝の体重 80.4㎏。あと少しが・・・