私は昨年から「武漢肺炎ウイルスは、インフルエンザに毛が生えたようなものだから、自粛の要なし」と申してまいりました。ですから、有志だけではあるけれど、診療所の忘年会も開催しました。

控えたのは、酒の提供がなされない外食のみです。当然ですね。ワインの出ないイタリアンはありえません。

それに加えて、「自粛により足腰が弱り、寝たきりが増える」とも申してまいりました。コロナの専門家と称する奴らは、自粛で多くの人が寝たきりになって、認知症になり、亡くなったところで関係ないですからね。いい気なもんです。

街医者は違います。健康で楽しい毎日を送ることが大事であるとわかっている。

それなのに。

このところ、大した理由もなく転倒してケガする高齢者の受診が増えています。ほぼ毎日受診されます。

傷を負ったり、歯が欠けたくらいならまだ救いがあります。

おそらく、大腿骨や背骨を折って救急搬送される高齢者が増えているのではないでしょうか。

問題なのは、その理由が自粛による筋力低下のためであるであることがわかっていないことです。

子供たちの体力低下も相当なものと感じます。

普段から感じていることですが、日本人は薬で身体を良くしようとする傾向があります。整形外科のように薬を使わずに元気でいる方法を知る専門家がいるのにね。

ただし年単位の努力を要するので、ほとんどの人は落伍します。残念ながら世の現実ですね。勝者は少ないのが世の習いです。

自粛したい人は、コロナが終息することはまずありませんから、一生自粛してらしてください。私はそんな人生送りたくありません。