よくマスコミで「将来の宰相候補」と表現される政治家がいる。私は以前からこれが不思議だった。「誰が決めたん?」「なんでなん?」なぜ候補たりうるのか、かのマスコミから説明があったためしがない。自薦なんか?そこで野田聖子である。彼女もその一人らしいのだが、大臣や党3役もこなしているので、まぁそこそこなんだろう。でもね、彼女が何か実績を上げましたか?かくたる政治信条を感じますか。私は不妊治療をして子供を授かったことくらいしか記憶にないのだが。一般企業勤務経験ありなんて言ってるが、帝国ホテル勤務なんて、実力で入社したって誰が信じる?それが昨日の発言である。中国のスプラトリー諸島の埋め立て、領有権の主張は日本に関係ないんだと。馬鹿である。まず中国の行いは、満潮になれば海面下に沈んでしまう土地を、埋め立てているのである。これがOKなら、世界中で埋め立てが始まる。明らかな国際法違反である。まずそのこと糾弾しなければならない。無法を許してはならないのである。特に日本は民主アジアの盟主として、欧州は遠すぎて無関心だろうから、先頭に立って行動しなければならない。南シナ海の安定が、東南アジアの安定につながることは自明だし、それが日本のエネルギーを含む安全保障と不可分の関係にあることは明白ではないか?今、中国の横暴をとめないと、数十年後にはアジアの海は中国に支配されるよ。あさって開かれる中台首脳会談もきなくさい。そうなれば沖縄も危ない。スプラトリーの問題は、フィリピンが国内から米軍を追い出したとたんに始まった。在沖縄米軍を追い出せばどうなるか、歴史は教えている。日本人が防衛費の増加を望まないなら、米軍に駐留してもらうよりほかないのである。とにかく、野田聖子、馬脚をあらわしてくれてありがとう(嘲)。