亡き父は、難しい言葉と漢字をよく知っていた。これだけはかなわなかった。
と言って私が物知りと自慢するのではない。ただ、読書は多くこなしてきたので、いろんな単語を知っているとは思う。日本人として当たり前のことだろう。語彙の貧しい人間と話してもつまらない。
さて先日、乗り込んで暴れてやろうかと思うほど失礼な一件があった。
午前の忙しい時間帯に、美原区役所の介護保険課から電話。しつこく書く。美原区役所から。
美原区の住民は注意してほしい。こんな阿呆が市役所で市民の税金で生きているのである。
くだんの役人。
私が書いた介護保険認定のための主治医意見書に嚙みついてきた。午前の忙しい、受付も眉が吊り上がる時間帯である。
役人「主治医意見書の漢字が間違っているので訂正してください」
受付「どこでしょうか」
役人「運動強度を示す部分ですが、医師の「監理」を要するとなっていてこの漢字が間違っています。「管理」です。」
受付私に「このように言ってますが」
私「ボケー!小学国語辞典でいいから、よく読めて言うとけ。「監理」と「管理」は全然違う。あほめ。希(中学受験の塾)の子やったらみんな知ってるぞ!区役所でも大学は出とるんやろ?あほ丸出しやな。しょうもないことで電話すな!言うとけ」
受付「簡単な辞書で結構ですので再度お調べください」というニュアンスを応対。
こんな奴が役所でふんぞり返っているのである。馬鹿め。
ちなみに
監理:規則や事前の取り決めの通りに事が進んでいるかを確認し取り締まることを意味する語。
似ているが全然違うのである。
多分奴は「監理」という単語を見たことがないのであろう。
それで大人になって、役所で一生を終える。ある意味可哀そうな人間である。
ひたすら本を読めと、老婆心ながら言い置く。
忙しい時間を職員ともども奪われ、しかも自分が納めた市民税がこんな奴に回っているかと思うと、今でも腹の虫がおさまらないのである。
市民は不幸である。何度も言う。美原区役所の介護保険課である。