昨日次女の通う東北の大学から「この大型連休は帰省を禁じる。また保護者家族の訪問も禁じる」という通達があった。

感染者も少ない現地で、ここまで移動の自由を束縛するのは法的にどうなのかと頭をよぎったのだが、首都圏や関西圏の学生が多いので、学生が感染し、附属病院の患者に拡がっては大変だから、致し方なしというところか。

元々帰省する予定はなかったので、メールで彼女とやり取りしている。

新入生の皆さんはコロナ対策で息苦しい毎日だっただろうから、帰省したい人もいたのじゃないだろうか。

クラブ活動も禁止。下宿と大学の往復のようである。

もちろん、夜の飲食も禁止である。まぁ小さい都市なので、すぐ顔ばれするからそんなことする人はいないでしょうけど。

とにかくストレスを溜めて体調を壊さないように気を付けてほしい。敵はコロナだけではないのである。

また今春就職した長女はもっと大変である。ショービズの世界に入ったので、公演ができなくなる関係者の感染は絶対許されない。

全員週1回PCR検査を受けるそうである。また昼食も一人一人マスクをつけながら黙食なんだそうである。新入社員同士交流もしたいだろうに、外での飲食も禁止。実家暮らしの者は家族と一緒に食事しないように言われているとのこと。

一人で暮らす彼女も、孤独に耐えながら社会人の道を歩んでいる。

彼女とも時々メールの交換。

「ストレス溜まったら家のご飯食べに帰っておいで」とは連絡。まだ大丈夫とのこと。

大阪から転勤になると、しばらくの間出社禁止になる企業もあるらしい。

事情があるとはいえ、社員や学生を感染者扱いする日本の風潮はいかがかと思う。

お前は甘いと言われるかもしれないが。

観戦爆発していたNYで、店での飲食が感染を拡げた証拠はなかったと夜間営業を始めたなどのニュースを聴くにつけ、日本の行政や専門家に対し大いに疑問を持つのである。

そして未だにそれを垂れ流すマスコミ、端からそれを信じる国民にも。