神戸大学医学部の岩田健太郎教授が、ダイヤモンドプリンセス号(以下DP)での対応を批判した動画が大炎上している。テレビでご覧になった方も多かろう。
安倍政権の対応の拙さ、遅れが明らかだから、それを非難したいマスコミの格好の材料となった。
ワイドショーなどは一方的な垂れ流し状態である。テレビばかり見ている人たちは、悲惨な船内を想像しているだろう。
私は大いに異を唱える。
まず、彼が感染症の専門家であることは認める。ただそれだけである。ひとりの医者が感染症を制圧できるものではない。
DPには感染症の専門医師はもとより、自衛隊、細菌テロ専門の医官、D-MAT、厚労省の役人を始め乗務員も不休で事に当たっている。きっちりと役割分担ができている。そこへ、乗客が下船するころにノコノコ出かけて行って、たった2時間ほどの滞在であの動画である。
下船したのも、あまりの身勝手な行動に組織崩壊の危険を感じて強制的に下船させられたと聞く。
この動画だけでも、日本の国益は損なわれ、乗客もいわれのない風評被害にあい人権が損なわれることを危惧する。
しかも彼はこの肺炎が伝わりだしたころ、安全でマスクすら不要と言ってたではないか!
意見を変えたなら、それを表明すべきだろう。しかも今日になって削除している。
それなのにまたぞろTVに出たりして。最初はチャイナを擁護する意見を述べて、今度は日本を貶める動画かよ。
]この動画で国益を損ねただけでなく、引き続き英国のBBCのインタビューに答え、全世界に日本の悪評をばらまいた。
この手の人間を私は卑怯であると考えるものである。
英国は狡猾である。とたんにロンドン市長がオリンピックの代替を立候補した。ていよく東京オリンピック返上の片棒も担がされているのである。彼の過去の言動をSNSで確認できるが、思想に偏りはあると感じる。偏向はあってもよい。あたりまえ。ただマスコミに情報を流すのなら、そこのところを明確にしてやれということである。
日曜日のサンデージャポンあたりが、ゲストに呼ぶのではないか。
彼一人のために日本の国益は大いに損ねられた。全国自粛ムードで、日本経済の落ち込みは悲惨なものとなろう。
肺炎の影響よりも、日本経済が危篤になることのほうが恐ろしいと、私は考える。
友好国である、タイや台湾が自国民の日本への渡航自粛を呼びかけた。日本は崖っぷちである。
専門性をひけらかし日本の国益を損ねる輩は、国賊ではないかと私はひそかに考える。