イスラエルの邦人が韓国の助けを借りて帰国したそうである。

誰も何も感じないのかね。私は頭の血管が切れそうに怒ってるんだけど。

我が国は、国民の命を守る気があるのか?

ハマスがイスラエルを攻撃した時点で、即軍用機を派遣することが世界の常識である。

日本は、憲法9条のせいでそれができないのである。

あれほど馬鹿マスコミが大騒ぎした、2015年の安保法制にしても、紛争当事国が安全で!(笑)、その国が許可することが条件になっている。日本に敵対したり、これを交渉の材料にする気なら、日本は助けに行けないのである。

日本共産党をはじめ、朝日新聞をはじめとするマスコミが、自衛隊を派遣することにイチャモンをつけ続けるのである。

大多数の国民は、在留邦人に関係ないから、知ろうともしない。「自衛隊派遣=戦争」という左翼や左翼マスコミ(新聞やテレビ局のほとんど)を妄信して、彼らを見殺しにするんである。いつから日本人は卑怯者の集まりになったのか。

台湾有事が起こったら、チャイナは在中の日本人を必ず捕虜にして、日本に譲歩を迫る。

その時日本はどうする。

私は、いまだにチャイナに社員を駐在させる企業を、命軽視のクズ企業と軽蔑するが、ことは何万人という同邦の命の問題である。

その時、日本はチャイナと真正面から戦う意志ありや?

先日北海道への学会出張の際、鉄路のお供をしてくれたのが、門田隆将氏の「日本、遥かなり」であった。深刻さに酔うどころではなかった。

1985年イランでホメイニ革命が起こった際、憲法第9条の軛により取り残された邦人を日本は助けられなかった。あろうことか、何の関係もないトルコに助けを求め、トルコ航空のしかもトルコ人の民間パイロットによって救出された。国辱である。

あれから40年近く、軍を派遣するという世界の常識がいまだ日本では行えないのである。

海外で生活した人は日本を信じない。自国民を守れない国家とは何なのか。日本は世界一自国民に対して冷淡な国家の一つであると思う。

ぜひ「日本、遥かなり」お読みください。

税金を払いたくなくなること請け合いです。