連休最終日の昨日、3回目の関西万博に行ってまいりました。
暑かったですけど、夢洲は海のそばなので、けっこう風が吹き、日陰は快適です。
まずは周囲2㎞におよぶ木製の回廊を1周してみました。後悔しそうに思ったので。昼頃着いたのですが、案外混雑はなく快適に歩けました。
東西南北見晴らしがいい。内を見れば会場を俯瞰できる。
風が心地よかったです。汗はかきますが不快なものではありません。
六甲の山並みから、遠くは明石海峡大橋まで見えました。和泉山脈もくっきりです。
そのあとは抽選に当たった、生物学者の福岡伸一が監修したシグネチャーパビリオンへ。凝ってるのはわかるのだけれど、期待外れ。
「いのち輝く未来社会のデザイン」が今回の主テーマだから仕方ないのだけれど、三菱未来館と言いここといい、「太古にたまたま誕生した生命が奇跡の発展をし、今の私たちがある。それに感謝して未来へつなぐことを考えましょう」と訴えるわけです。
はっきり言って「説教臭いんじゃ―」と言いたくなる。
そんな未来のことより、「今の生活が快適になることが大切」と思うのは僕だけ?
大阪万博は「人類の進歩と調和」でしたよね。産業の発展により、明日の生活はきっと素晴らしいものになると、ワクワクしたのです。
再利用を考えているからでしょうか。パビリオン自体もチャチなのが多い。前にも書いたけど、富士グループパビリオンはじめとして、度肝を抜かれるような設計が多かった。
今回は普通の建造物の周りを装飾で隠しているだけにも思える。半世紀後、来場した子供たちの記憶に残る建物はいくつあるかな。
日本の企業も落ち目なのでしょうか。日本国そのものが?展示も映像でごまかしているものが多く、コンパニオンの衣装含め「金かかってないなぁ」と思いました。
午後になると、人があちこちにあふれだしました(夜に花火があるからか?)。
こうなると作戦変更。比較的行列の少ないパビリオンを観る合間に、お目当ての各国のビールです。今や世界のビールなんて、ビールバー行けば何十種類とそろっているわけですが、そこはそれ。縁日で肉も野菜もほとんど入っていない焼きそばを高い金払って食べるのと同じ。
そこで飲むのがいいのだ。当然ぼったくり級の値段ですけど。
昨日はチェコビールとベルギー(実はビール大国)のラズベリー風味のビールをいただきました。
当院へ来られる患者さんもけっこう行かれてるようで、皆さん楽しかったようです。
そういえば炎天下並んでいても、恐い顔してる人はいませんね。
そんなものです。次回もすでに予約済み。楽しみです。
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