先日、その気の全くない娘二人と出雲大社を参拝しました。
武漢肺炎で日本が沈んでいるし、人手もまばらと聞いて、「これはいい機会」と思った次第です。
夜も明けぬ時に出発。高速道路が充実してきたとはいえ、やはり遠い。4時間半もかかりました。駐車場は空いてます。アジアからの方々はほとんど見ません。欧米からの方が多いくらいです。
日本国の歴史を考えるに、絶対外せない、国譲り。出雲はヤマトにとって難しい存在だったのでしょう。この辺りは井沢元彦さんの著作が心をワクワクさせます。
本殿正面に、大きなしめ縄が。写真で印象に残っているのとは少し違うような。
娘たちとお参り。なぜか出雲大社は二礼四拍手一礼です。本殿の周りなどを散策し、大しめ縄に違和感を覚えつつ、出雲が発祥という「ぜんざい」を食べにぜんざい屋さんへ。「縁結びぜんざい」「出雲ぜんざい」などに舌鼓。
何となく気になって、ぜんざいを待つ間に大しめ縄について、調べました。
なんと!観光案内などで有名な「大しめ縄」は境内になかったのです。神楽殿という、いわゆる神道の社殿とは異なる、出雲大社教という別宗教組織の施設の一部だったのです。
まぁ隣ですので別組織と言われてもねぇ。利権でもからんでるのでしょうか?
再度あたふたと戻りまして、「これこれ」と思いつつ、写真におさめたのでした。
徒然草に「石清水八幡宮を参るのに半可通な知識で、結局参拝せずに終わる」話がありますが、危うくそうなるとことでした。
ただ本殿とは違うので、ありがたいのかと言われると、難しいところです。
出雲大社のしめ縄は、通常と左右が逆なんだそうです。いろいろと深い一日でした。