内閣府の調査によると、20-30代の未婚男女の4割が「恋人ほしくない」のだそうです。アッチョンプリケ!若者はそれしか考えていなかった時代に生きてきた私としては、隔世の感ありというか、さもありなんというか。恋愛が面倒ってどういうこと?1万ピースジグソーパズルに挑戦するがごとく、乏しい人生経験と財布を駆使して、異性に挑むのがいいんじゃないのぉ?山登りと同じで頂上目指して、急登を這いずり回るところに醍醐味があると思うのですけど。わからん。おっちゃんにはわからん。まず、デートは割り勘というのがわからん。男よ、見栄はれよ。デートの前後はカップ麺すすっても、これという店で食事しろよ。素の自分を見せるのがいいのとちゃうで。コンビニで惣菜買って自宅で過ごす?わからん。それで明るい未来が見えるんか?〇野屋の牛丼は美味しいかもしれんけど、和田金のスキ焼を食える身分を目指そうというのが、正しい姿と僕は思う。服もそう。ユニクロサンボで毎日過ごしてうれしい?せめて彼女には皆が振り向くような身なりをさせようと、男なら努力せなあかんのと違う?金と労力を使って、自分にとって「ten」(古い映画の題名)の女性をおとす。ただ腹がふくれればいいというのでは、難民と同じである。これで満足というのも、上を知らない無知の戯言であると知るべし。僕もまだまだ上を知りたいと思う。だから頑張れる。でもね、医学部のバドミントン部に関わっているおかげで、若い女性とお話しする機会は案外多いわけです。よく訊かれるのが「私、結婚できるでしょうか」ということ。今や医学部は3割以上が女子学生です。彼女たちの多くがこの悩みを持っているのなら、大問題ですよね。僕自身、日本の少子化云々より、高学歴市民が結婚出産しづらいのが問題と思うのです。時々TVの特番で「異常な子だくさん家族」の番組を放送しますよね。あれ見てうらやましいとか、素晴らしいとか感動してる国民はいるのでしょうか?僕は反吐がでそうになるので当然観ないけど、「産むだけやったらだれでもできる」と思いませんか?へたしたら、かえって税金を余分に投入することになりませんかね?日本はいうまでもなく、技術立国だから、その素晴らしい技術や文化水準を維持できる人材を絶えず輩出するする必要があるわけでしょう。そうなれば、高学歴の国民の優秀である確率が高いDNAを受け継ぐ必要があると考えるのです。こんなこと書くと「お前はヒットラーか」という人が必ずおるわけですが、優秀なDNAが危機なのだということ。昔なら、そういうお嬢さんは、ふさわしい男性のもとに嫁ぎ、出産され子育てをされました。でも今は違う。かえってバリバリ仕事されます。医学部だと現役合格してストレートで卒業しても24歳、研修終わると28歳。そこから自分の専門分野の勉強に入ります。結婚・出産に不安を覚えるのも無理はありません。これは一般企業でも同じじゃないでしょうか。それに日本は異分野の交流が少ないですよね。階級がないことになっているので、かえって職業による壁があるような。安倍総理は、「男女共同参画といいつつ、実は女は家庭にと考えている」と言われていますが、やはりこのあたりのことを考えるからではないでしょうか。とにかく雇用する側の意識が圧倒的に遅れていると思う。高学歴者のDNAをどうするか。「差別」と言われるから、誰も言いにくいけど、税金を多く収めて、国の根本を支えるのは誰かをもっと真剣に考えていただきたい。また妙齢の女性は、「結婚はどうでもいいけど(男どもわかってる?)、自分の子供は欲しい」という方は多いですね。わかります。糞みたいな男はかえって邪魔だもの。民法を改正して、非嫡出子の権利を嫡出子と同等にできないものでしょうか。そうすれば、質のいい精子を買って人工授精で子供を授かり育てる。これでいいやん。男運が悪くて、ひとり親の苦労をなめている女性を多く診ている私は思うのです。「ブロンドヘアで深いブルーの瞳、そしてIQ150」なんて精子、買う価値あると思うけど。僕おかしいですか。もっとひどいことも考えているんですけど、これ言うと今の日本では、人でなしと言われるのでここでおいときます。アングロサクソンみたいな生き方いいですか?