今日は息子の体育大会に出席した。姉たちがいた頃より生徒数が増えて、保護者席もいっぱいである。敬老席もほぼ満席であった。場所取りに6時から来られている方もおられたよう。写真を撮るため脚立の乱立は摩天楼のようであった。けっこう蒸し暑く、ずっと立っていたし日差しもきつかったので疲労困憊、身体は真っ赤になった。ここ数年テントやタープを張る家庭が増えている。その横でシートを敷いて、大きな椅子を設えて。難民キャンプである。せっかくホームセンターで思い切った支出をしたのでしょうから、機会あれば拡げたい気持ちはわかるが。無粋なのである。思い切り場所取りしたいという貧乏くささがいやだ。小さいシートに家族が身を寄せて、手尽くしのお弁当を食べるのがいいんじゃないの。これは神輿のような大きな車に乗りたがる神経と共通すると思う。我が家とは相いれないなぁ。もちろん、非難する気持ちはない。思考するベクトル、平面が異なり交わらないということである。まぁどこぞの学校のように、焼肉を始める阿呆がいないのを善しとすべきなのかも。天候が危ぶまれたので、プログラムの順番が変更になった。それに対応した児童のみなさんは素晴らしかったと思う。でもね、組体操、やはり必要と思いますか?今年も残念ながら、手首を骨折した児童がいた。本人に責任はない。下が崩れたのである。幸い後遺症を残さない骨折だからまだよかったけれど、後遺症必発の肘の骨折だったりしたら、誰が責任をとるのでしょうか?頼むからケガせんといて。と当院に来院されるわけでもないのに、固唾を飲むのである。健診に行って思うのだが、今の児童はきちんと気を付けの姿勢を維持できなくなってきている。まっすぐ前を向いて気を付け。を5秒できないのだ。つらくなったら耐えないのである。そら崩れるで。まずは1年生の時から、静かにまっすぐ前を見つめて、じっと気を付けをする訓練をしてそして組体に備えてほしいと思う。(写真は個人情報の観点から掲載しませんでした