土曜日午後はほぼ毎週講演会へ出かけていました。
昨年来の武漢肺炎の蔓延で、ことごとく講演会は中止に。春からは学会は開かれるようですが、まだ流動的かな。
小さな研究会は製薬会社の協力が不可欠だからまだ無理かな。だから最近はもっぱらWEB講演会です。
今日は関節リウマチの研究会。最新の知識を整理できました。
でもなぁ、もひとつ参加意欲がわかないんです。ヘッドホンをつけて、集中はしやすいんですけど。
結局仲間がいないことが大きい。
友人がいると講演の内容を議論できるし、日常の診療を話し合うことで、一人よがりの診療をしていないことを確認できる。そして明日への意欲も湧いてくる。
休日を遊んでもエネルギーは得られないです。
そして、講演会はある意味ライヴです。
名のある教授の講演はいわば名人芸。心地よく知識が整理されます。
新進気鋭の演者をお呼びすると、会場が一瞬でスイッチが入ることがあります。演者の熱と参加者の意欲が化学反応を起こし、会場が熱気に包まれます。講演が終了すると皆上気したような顔になっている。
「どうやってあの先生を見つけて連れてきたの?」
これは主催者への最大の誉め言葉です。
私はこのために、大きな学会や小さな研究会へ足繁く出かけているのかもしれません。
今、私は会員が200名ほどの小さな会の会長職を仰せつかっています。
3月、乾坤一擲、たぶん全国の医療関係者がその講演を聴きたいであろう方をお呼びします。
WEBなのが口惜しい。映像が残るWEB講演では衝撃の事実は言えませんから。そして演者に会えないので、講演会後個別に話すこともかないません。
またご報告差し上げます。