文化の日、皆さんどう過ごされましたか。晴れの特異日だからではないでしょうが、今日は大阪スクールラグビー大会が開催され、私は例によってマッチドクターとして出務しました。会場は、聖地花園です!40回記念大会だからでしょうか、参加チームが例年より多いようです。ワールドカップの影響も?幼稚園から小学校6年生までのべ、220チームが参加しました。さすがにメインは使えませんが、他の3グラウンドを使用します。ドクターも7人の大所帯。それでもトイレに行く暇もなかなかありません。私は息子が出場する関係で、第2グラウンドの担当でした。芝生が美しく眩しい。表現は変ですが、人工芝かと思うほど均質な毛足の長い芝が密生し、昨晩の雨と陽光でキラキラしています。怪我人が出ないことを願いつつ(無理ですが)、救急セットを背中に背負い、小学生向けに4面に分けられた(それでも広い)グラウンドを見つめます。気づくのが遅れることで、取り返しのつかない事態が発生するかもしれませんので、必死です。試合を楽しむどころではありません。お互いの点数なんてわかりません。ピッチに倒れている選手を発見。猛然とダッシュ!(傍からはヨロヨロかも)。芝のピッチはスパイクでないと入れません。足に与える影響を知りたい気持ちもあって購入したスパイクですが、芝生を噛む感覚と、柔らかさが最高です。「こんな素晴らしい環境でラグビーしてるんか」少し子供たちに嫉妬。校庭が芝生化されたら、もっとラグビー人口は増えるでしょうね。何度もピッチを走らせてもらいましたが、幸い救急要請する場面はありませんでした。我が息子、腹を蹴られて悶絶。半泣きでしたが、「そんなんで、でけへんねやったら、ヤメテマエ!!!」の一喝で復帰。保護者からは「お父さんやから、やさしくしてもらえないんやなぁ、かわいそうに」の声があったとのこと。選手諸君は試合に出たくてたまらないわけですから、試合復帰できる状況か否かを判断するのが、マッチドクターの仕事の一つですね。中途半端な気持ちで試合すると大けがのもとですから、気合の入る声かけも大事なようです。私もマッチドクターとしてヒヨコです。子供たちと一緒に成長したいものです。晩酌のワインがおいしい。足裏には花園の芝の感触が。ふふふ。