私は、公務員的なものが嫌いである。何度かNTTドコモに対する腹立ちを書いているように、民営化したものでも性根が変わらないものに非常な腹立ちを覚える。今回は郵便についてである。皆さんレターパックというものをご存知ですか?写真のように厚さ3㎝まで重さ4㎏まで入れられて、書留並みにきちんと配達が保証される。それで360円。薄い書類ならありがたみは少ないが、重量物ならお得なのだ。郵便局の窓口ででも受け取ってくれるしポストでもOKと記載されている。郵便局の営業時間外でも送れるところがありがたい。ところが・・・ポストに入らないのである。新しいポストなら入るが、近所のポストはことごとく入らない。結局郵便局の前のポストを使うことになる。何なんコレ?商品を企画するなら、こんなことくらい考えません?日本は東京などの大都会だけではないのである。最寄りの郵便局が徒歩圏内にない街などいくらでもあるだろう。ポストOKをうたうなら、どのポストでも入るようにせなあかんのとちがいますか。なんとも間抜けな商品だと思う。すくなくともポストOKと書かないでね。話題は変わるが、最近郵便物が夜遅くでも届くと思いませんか?郵便配達は1日何度されてるのだろう。小泉郵政改革は、オリックスの宮内と結託して、かんぽの宿を横取りする計画だったと、私はにらんでいる。郵便が民営化されたかもしれないけれど、聞こえてくるのは、局員の嘆きばかりである。年末の寒風吹きすさぶ中、ノルマを果たすべく声を枯らして年賀状を販売する局員の方に心から同情する。おそらく配達のノルマも、さぞきついものがあると睨んでいる。明らかに配達のバイクの運転マナーが低下しているもの。1日1回でもいいと思うけど。多くても2回で十分。民営化の方向が間違っていると思う。得をしたのは、官僚と政治家ではないか。