昨日は東海道新幹線が架線事故の影響で運航停止となり、多くの人が巻き込まれました。実は私と愚息も遭遇しました。

これは別の日に書かせていただくつもりですが、東京の講道館で「文武両道杯」という柔道の招待試合があり、息子の高校も参加しました。コロナ禍で彼の試合姿を観たことがない状態でしたので、もうすぐ部活引退だし、早起きして始発で東京へ参りました。

大会も終了し、さあ帰ろうというときに、スマホから新幹線不通の情報を得ました。

この後、情報収集をほぼすべてスマホで行いましたというスマホ大活躍のお話。

まず航空機はすべて満席を確認。

新幹線のスマホ予約もすればよかったのですが、彼はチームで行動ですので、とりあえず、東京駅へ。

すでにみどりの窓口は通路に溢れる長蛇の列。どうみても2時間や3時間はかかる。

道中時刻表を確かめて、北陸新幹線経由は空席があることを確認。距離と特急の乗り継ぎ、値段が高くなるのはしかたない。

自動券売機に少し並んで、まず切符を購入。

あらかじめ購していた切符は後日キャンセル可能なことを確認その時点ではしない。

なぜか乗車券が購入できず、入場でひと悶着ありましたが、結局は、北陸新幹線の車内で清算でき、さらに金沢以遠の特急券も購入できました。

金沢もみどりの窓口は満員でしたから、乗り遅れにならず良かったです。

このようなトラブルで不明なことは、ネットで検索すればすべて情報としてありました。

また、車中から個人でフェイスブックに投稿したり、ラインで呼びかけますと、鉄道に詳しい知人から、経由方法など詳細な情報を得ることができました。

北陸新幹線は東海道から流れてきた人が多く、満員でしたのでグランクラスという贅沢な席の予約になったのが、幸運な?ハプニング。サービスで供される赤ワインが不安な心を慰めてくれました。

息子たちは、東海道新幹線の再開を待って乗車。乱れに乱れたダイヤは、大変だったようで、当然座ることもできずずっと立ちっぱなし。しかも私より1時間半も遅れての新大阪着でした。

もっとも息子とはラインで密に連絡しあい、彼の所在地が手に取るように分かったので、私もいたずらに時間を無駄にせず大変良かった。

乗り鉄でもない私ですが、鉄道トラブルで得た知識を。

新幹線はフリーWiFiが使えますので、無制限のスマホ契約をしていなくてもガンガン使ってください。

2時間以上遅延の特急券は払い戻しされますが、自動改札を通せば刻印して券が手元に戻るので、後日清算できます。どうも一つしかない有人の改札口に人が殺到してたのはそれが原因らしい。調べればすぐわかるし、構内放送も流れてるのにね。

予約した乗車券、特急券のキャンセルをその場でする必要はありません。

新幹線のグランクラスは、ドリンク(酒を含めて)飲み放題でした。車の運転があるので1杯で我慢したけれど。

北陸新幹線は、妙高高原で運営会社が変わるので、細かい対応ができないことがあります。

結局息子の到着を待ったので、帰宅が12時を過ぎました。

楽しみにしていた「鎌倉殿の13人」最終回も今晩観ます。

息子の充実した1泊2日の遠征話も今晩になりました。

短気でイラチな私ですが、スマホ片手に情報を渉猟し、今回のトラブルを楽しむことができました。情報があれば心は安定する。コロナも同じですね。テレビに頼っている人ほど不安を募らせている。可哀そう。

よく窓口で食って掛かっている人を見ますが、バカ丸出しですね。手に握るスマホは飾りか?それに目の前にいる駅係員に何の責任もないし。たいてい中年以降。若者はさくさくと情報を得て行動している。

高齢者も持つスマホ。検索くらいはできるようになりましょう。

できれば当院のHPも活用してね 。