「ジェネリック」もうすっかりなじみになった言葉ですね。いわゆる後発品医薬品のことです。皆さんへの保険組合からの案内にも、ジェネリックについてや、ジェネリックに変えればこんなに安くなるなんて通知が来ると思います。国民健康保険なんて、ジェネリックの割合を増やさないと国からの補助金が減るらしいので必死なんですね。TVでも大物芸能人が、さんざん宣伝しています。株価だって、ジェネリックの製薬会社がいわゆる有名製薬企業を上回っています。私は苦い思いで見ていますが。さてここからは開業医200人、勤務医302人を対象に行ったある調査より。問いは「後発医薬品について問題だと感じること1. 薬効が先発医薬品と違う場合がある 56.0%2. 有効性、安全性などの情報が少ない 55.8% 医師は、今も安全性や作用に対する不安をぬぐえないということです。3. 薬剤名がわかりにくい間違えやすい 37.9%4. 保険薬局における調剤品目が不明 35.7% 同じ薬効の製品は多数販売されてますからね。シップ薬なんて成分は同じでも、はりつく糊の成分が異なりますから、かぶれたりする。これを私に言われてもということです。後発品もいろいろです。そのほか、薬剤による副作用の責任は誰にあるのか不明(医師がこの薬といったわけではないから)、保険適応が異なるものがる(中身は同じでも、保険がとおらないことあり)、名前が多くありすぎて持参する薬の確認に手間取る、品質が信用できずまた厳密な第三者評価を受けていない、製造国の情報も不明(国産とは限らない)、製薬会社の担当者がわからない。などなど、ジェネリックのもつ負の側面も理解したうえで、薬剤を選んでください。お墓参りの帰りに買いました。生野銀山坑内貯蔵酒 大吟醸 岳。コルク栓です。口内に豊かに香ります。お造りには強いし、煮物だとぶつかる。野菜のてんぷらなんかがいいようです。