今日はクリスマスイブ。俺はクリスチャンじゃない!ときばったところで、子供が喜ぶはずもなく、ささやかにケーキ(今年は苺タルト)をいただきました。愚息が小4なので、何とかあと2年は「本当はサンタはいるのかもしれない」と思わせたいと思うのであります。クラスメートから「まだ信じてんの?」と馬鹿にさらたようで、家族で盛り上がりました。結局はサンタはいるが忙しいので、世界にちらばる公認サンタに命令がいき、公認サンタが部下を使ってプレゼントを配っているということで落ち着きました。こんなときネットは便利です。日本唯一の公認サンタ「パラダイス山元」さんや、「国際サンタクロース協会」なんてのを引っ張り出し、トナカイが空を飛ぶのはおかしいという疑問には、「古事記」も信じがたい記述があるがこれも事実を修飾してあるのだといいくるめ、何となく腑に落ちないまでも、息子は早めの床についたのでした。繁華街にでないからでしょうか、クリスマスの華やかさがないですね。子供が減ったからでしょうか。通販なんかでプレゼントを買うのかしら?国全体が貧しかったのもあるでしょうが、クリスマスはハレの行事でした。家族でミナミにでて、その年の流行歌が流れるアーケードをそぞろ歩き、我が家は共働きで貧しかったから、せいぜい「蓬莱」の中華かか「丸十」という寿司屋で食事して、不二家のバタークリームの飾りばかり派手なデコレーションケーキを買って帰った。つくづく幸福が金銭的豊かさと比例しないことを感じます。あのろうそくの灯のような幸せはもう味わえないのかもしれません。プレゼントもあまり記憶にないなぁ。凝っていたプラレールの部品や車両だったような。両親は必死で働いていましたから、それを僕たちも理解していたのだと思います。家族でハレの時間を過ごせるだけで幸せだったのでしょう。子供のころの経験が、今の私の生き方の原点かもしれません。常に、みな一人一人が求めている「小さな幸せ」をこわさないように治療して差し上げる。これにつきます。これは職員にも思うことで、職員みんなが小さい幸福を積み重ねて幸せを感じてほしい。だからそれを破壊するような、職員に傍若無人な言動行動をとる奴は許さない。たとえ患者であろうとも。ここは強調しておく。年末年始は、いろいろと考える日々でもあります。メリー クリスマス・・・