昨日、リオデジャネイロオリンピックのバドミントン代表が発表された。メダルを期待された桃田賢人選手は、闇カジノへ出入りした件で代表を外された。身から出た錆といえば当然だが、そこまでしなくてもいう思いもある。もしカジノが日本にあれば、素行の問題はあるにせよ、ここまで糾弾されずにすんだだろうと思うのである。日本のギャンブルが公営なのは、簡単に言えば、バクチのあがりをお上が吸い上げたいからに過ぎない。競馬は農水省、競艇は国土交通省、競輪は経済産業省の管轄である。これだけでも明らかだ。パチンコは主に在日の治外法権で警察庁がからんでいる。最近議論がしぼんであるが、日本もカジノを解禁したらどうか?もっとおしゃれなギャンブルを楽しみたい層が必ずいると思う。私の考えるカジノは今までのギャンブルとは一線を画す。セレブの社交場にするのである。安物のうどんと煙草と汗の臭いのただよわない場所。以前にも書いたように思うが、ジェームズボンドが登場するような場所である。まず入場料として10万円。これで中でのフードドリンクはフリー。食事は三ツ星レストランや寿司店から人を呼ぶ。バーテンダーも当然一流どころを。007でもドライマティーニの配分までこだわって注文するシーンがありますよね。入場には日本人でもパスポートを必要とする。カードはブラックオンリー。公用語は英語・フランス語のみ。当然従業員もそう。日本人である必要はない。ドレスチェックは厳しく、男性はタキシード。女性はドレス。同伴が望ましい。掛け金は最低10万円くらいか。とにかくすべてをトップクラスにする。経営は巷間言われているような、レジャー業種から応募しない。ホテルオークラのようなトップホテルに委託する。ばくちのあがりと、その他の収益を分離する。官僚国家の日本だから、権益をどこかの省庁に委ねるのはしかたないか。ヘタレの外務省しかないかな。でも少し公安調査庁からも有能な職員を送り込んでほしい。場所は東京・大阪。今なら湾岸しか場所がないかな。ほんとは大阪城公園内くらいに作るとかっこいいのにと思う。とにかく普通の人間が入れない、特別な場所にして、しっかりと稼いでくれといいたい。私?絶対行きません。モナコのカジノでその器でないと痛感しましたから。