あと3日で参議院選挙の投票である。私がすごく疑問に思ったり、腹立たしく感じることをいくつか。皆さんはどう思われますか?まず、日本だけらしいのだけれど、選挙期間中は、候補者を出演させることはもちろん、その人を論じることもできないのだそうである。選挙の時こそ、ああでもないこうでもないと論じるべきでないか。例えば、バングラデシュのテロに対して日本はどう対処するのかとか、南シナ海の中国の蹂躙を許すのかその対処はどうするのかとか。アベノミクスが失敗というなら、うまくいってるという人たちと討論させるべきでしょう。国民は知るよすべが全くない。普段から世の中をしつこくウォッチしているような私みたいなのは少数派だと思うのだ。立ち合い演説会もありませんしね。比例区なんて立候補者の名簿すら目にする機会がない。候補者名を書けることすら知らん有権者は多いのでは?いきなり選挙権を与えられた若者だって困るでしょ。だからこのところニュースのトップは都知事選挙なんだよ。告示前だから言いたい放題だから。全国版で流すなよ。まずは国政やろ。 ちなみに私はアベノミクスは大成功とは言わないけど、失敗はしてないんじゃないか。失業率は下がっているし、失敗国家なら通貨は高くならんやろ。どうですか?格差が広がっている?これは世界的傾向でしょう。自由競争の分野はそうなるのが必然。統制経済の医療関係はどんどん貧するほうへ向かっております。 共産党が伸びているらしい。支持する方にお聞きしますが、あなたたちは民主主義を否定するのですか?共産党宣言をお読みなったことはありますか。共産党はあくまで暴力革命をうたっていますよ。共産主義では、選挙はありません。議会はあるけれども、その上の党が指導することになっていますからね。中共を見ればあきらかでしょう。習近平は共産党の首席ですよ。首相より上。皆平等というお花畑のようなうたい文句につられている人、大丈夫ですか。 投票日間近になると各新聞やTVが報道する、当選予測もうさんくさい。日本人のあほな判官贔屓を見越して世論を誘導しようとするのじゃないか。明日は朝日新聞が発表するらしいが、「改憲勢力2/3獲得へ」なんて見出しをうって、改憲→9条改正→徴兵制なんて、自分で考えることのできないかわいそうな人々を導くべく記事を書くのではないか。要注意である。 共産党のポスターがきもい。どうもなじめない髪型の志位委員長が斜めに構えて微笑んでいるのだが、その手の結び方が朝鮮式の手結び(コンビニで缶コーヒー買っただけでもうやうやしくお辞儀するアレ)でよけいキショイのだ。 政見放送の生活の党の小沢一郎の笑顔も不気味だ。党のトップが出なあかんという規則でもあるのだろうか。政見放送と言えば、比例区の1議席(これもあぶないとかどうとか)を獲得すべく党内でまさに骨肉の争いをしている二人が並んででている、社民党も面白い。どんな気なのか?心中を察すると面白すぎる。 私が推す青山繁晴さんは、資金がないとのことで、東京近辺を中心に活動されているようだが、演説を観た人が手取りのビデオをyoutubeで流している。素人撮りなので雑音入りまくりだが。こうしてみると、ネットで案外生の候補者に触れることができるのかも。氏の個人ブログには演説場所が掲載されている。週末は関西とある。大阪に来られるのなら、聴きに行こうか。選挙事務所は天満である。 また「日本のこころ」が国政から姿を消しそう、という報道にも心が痛い。本当の保守はこの党なのだと思うから。 自分に身近な話題を考えて、それを投票行動になんて、高校生が語っていたけど、お嬢ちゃんそれは間違っているよ。国政はもっと大きな眼で世界と日本の関係を考えて、そしてそれがわが身に降りかかるのだと理解して投票してね。 選挙、けっこう面白い。