月末が忙しいのは、何度か書いたとおりです。加えて昨日は、患者さんが多く結局終わったのが2時前でした。月末の保険請求のチェックは全くできずに数通の書類を仕上げ、またまた週末の定番おにぎりを一つ(忙しさを予想してひとつにした)を押し込み、電車に飛び乗りました。当然電車では読書です(憩うのだ)。梅田で3時半から会議。そのあと研究会に少しだけ顔をだし、5時半には上六へ。大阪府ラグビー協会の医務委員会総会です。愚息が堺ラグビースクールに入って、練習を見に行ったら、整形外科の先輩が幹事をされてて運の尽き(笑)。その医務委員になり、大会に帯同したらなんと同級生が府のラグビー協会の医務委員長!手弁当のボランティアが人手不足はどこも同じ。とうとう重要な役割の末席をけがすこととなりました。総会に先立ち、SA(セーフティアシスタント)というラグビー独自の?資格講習会もありました。脳震盪や、頸を痛めた選手の処置の仕方を学び、診察室では経験できない貴重な知識を得ました。30名ばかりが出席していたでしょうか。みなさん忙しい診療の合間を縫って、大学やトップリーグのマッチドクターを務めておられます。報酬はいくばくか出るのですが、それは皆医務委員会に寄付です。ここでも手弁当の勇士がおられます。その積立金でこの総会も運営されます。私は会費を徴収されないので、「初めてだからゴマメ扱いか」と思っていたら、さにあらず。「ただ飯食ったからには、お返しはしてもらう(笑)」とのことで一宿一飯の恩義着せられ(泣?)、新たな仕事が増えたのでした。まるで学生の頃、何科に進むか決めるのにOBに食事に誘われ入局を決めたノリそのままです。「この仕事は自分に合わない」とか「望んでいた仕事とちがう」と職場放棄する人間がいるそうですが、それは己の無能の発露。どんな仕事でも自らの利益を考えず、取り組める力が能力なんだと思います。この会議には、20年くらい前にお世話になった、救急病院の院長や、10年以上会っていなかった後輩に会えました。積極的に仕事する人間は、すべてにおいてアグレッシブなんだと感じた次第。楽しい仕事が多すぎて、優先順位をつけるのに困りそうです。総会の後懇親会。気持ちよく酔っぱらって帰りました。