医者の不養生とはよく言われますが、当たり前ですよね。まず激務です。次から次へと仕事が舞い込んできます。毎日の診療だけして過ごせればどれだけ楽でしょう。残念ながらそれでは世の中は回りません。私ですら両手にあまる仕事を抱えています。勤務医の時も、職員検診はあるのですが必ず勤務中でした。変わりはいませんので一度も受けることはありませんでした。何度かお伝えしているように、この数年で心からの大親友を二人大腸がん、すい臓がんで失いました。別に長生きしたいとは考えていませんが、癌が見つかれば死の準備ができますし、まぁ愚息が成人するまでは金の工面はしたい、というのが本音です。父のすい臓がんが見つかった63歳まであと4年です。というわけで、2年ぶりに胃カメラと大腸ファイバーの検査を受けてきました。前日午後診前におにぎりを食す。夜診がありますからね。診察終了後普通数滴を用いる下剤を1本、錠剤を3錠も服用します。服用後6時間くらいが一番大変でした。ウォシュレットのありがたさよ。翌日は家族の食べる朝ごはんのいいにおいをかぎながら、腸の洗浄剤を2リットル飲みます。尾籠な話ですが、最後はお尻からお小水をジェット噴射のように噴出する感じに。とてもじゃないけど電車ではいけません。タクシーを使いました。鎮静剤を使ったので、検査中は何も覚えていません。45分ほどで両方が済んだようです。結果は胃と腸に小さなポリープが見つかりました。案だけ不規則な生活をして、休肝日もなく飲み続けているのに不思議。ただ運動不足ですね、悪玉コレステロールが多かった。2年くらいは命の保証をもらったのかもしれません。今度は肺の検査を受けてみようかな?非喫煙者の肺がんが増えてるし。
2019-04-14