週刊朝日が5月をもって休刊するのだそうである。雑誌はどんどん読まれなくなっているので廃刊するのだろう。駅の売店もなくなってるし。

落ちぶれる日本の象徴ともいえるし、まぁあの雑誌なら仕方ないかとも思う。

かつて週刊朝日を後ろから開けさせると言わしめた山藤章二さんのブラックアングルも高齢のため終了したし、執筆陣も反日の古賀茂明氏やこれまた反日文句たれの室井佑月さん、また私にはどこがいいのかわからない林真理子さんなど、手に取る気がしないのである。

昨年は創刊百年とはしゃいでいたのに、台所は火の車だったんだね。親会社の朝日新聞も今や記者の給料を削減して大量の退職を産む、まさに「貧すれば鈍す」ですから。

親会社と同じ、左翼反日の人々と、長年朝日はいいと信じ込んでいる高齢読者が週刊朝日も支えているのであろう。事情の分かってきた若者が新たに朝日新聞を購読することはないから、朝日の運命は尽きたも同然なんである。

あとは不動産で食っていくのだろう。

残念ながら日本の法律で新聞社を買収することはできないらしいので、立ち直るには自助努力しかないのである。

懐かしい「サンゴ事件」や朝日が火をつけ煽った「慰安婦報道」、過去中国も韓国も何もいってなかったにも拘わらず、これまた日本を貶めるために火をつけた「靖国参拝問題」など、朝日の虚偽報道は枚挙にいとまがない。

廃刊しても誰も困らんだろう。

ただ私は年に数回、大学入試報道「東大京大合格者数・医学部学校別合格者数、全国高校別進学調査」などで子供の時からずっと購入してきたので、これが読めなくなるのは残念ではある。元祖は「サンデー毎日」だけど、こちらは「週刊朝日」以上に読む気がしない。

「サンデー毎日」こそ危機だろう。毎日新聞は発行部数が減りすぎて、創価学会の聖教新聞を印刷して糊口をしのいでいると聞く。まぁ、大学合格者詳報は予備校の調査でもわかるんだけどね。

雑誌の良いところは置いとくとすぐ見られることである。

もっとも愚息が大学生になればこれも終了。

さらば週刊朝日。できれば朝日新聞も消えてなくなれ。

写真は52年前、三島由紀夫さんが割腹自殺をした直後の週刊朝日である。私が10歳の時。

貴重だと思い、捨てずに保管していた。グラビアには三島氏と運命を共にした森田必勝氏の生首が並んでいる写真が掲載されている。時代はうつろう。