最近不思議に思うこと。

診察室に入ってきても帽子をかぶったままの人が多い。

室内で着帽はマナー違反であることは常識と信じていたのだが。

茶碗に箸をぶっ立てる輩と同類である。

診察室以前に、まず建物内に入ったら脱帽とちがう?

ご婦人の着帽はいいのである。それこそマナーだ。皇族がそうでしょう。

ただコロナの時代だからね。不潔なものは身に着けるな。

今帽子をかぶっている看護師はいないでしょ。不潔だからコロナ以前からなくなったんである。

以前はいちいち腹をたてていたが、達観した。こう思っている。

「あー、人に見せられない禿があるんや」

「あー、よほど頭のカッコが不細工なんや」

「あー、毛じらみわかしてるんや」

まぁ、可愛そうに。

帽子一つでも、職員から値踏みされていることを知るべきでしょう。これは診療所だけでなく、どこでもね。そういえば隣のライフでも、駐車場のおじさんにだけ偉そうに口をきく馬鹿が増えたそうである。以前それで出入り停止にした製薬会社の女性社員がいた。おじさんたちを低く見ているのである。ダンスの達人がいるのも知らず。下劣な品性。

ま、とにかく、外に出れば人はすべてにおいて値踏みされていると知るべきである。当たり前やね。

帽子をかぶっているからと言って、差別はしませんよ。扱いは同じです、岸田さんでもね。

ただし区別はする。

これは話をした医者仲間全員が一致したことであった。

医療機関はあんたたちの下僕ではない。